信用と信頼の境界 | 女性起業家 ルミナスのブログ

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公認会計士であり、組織の仕組みづくりのお手伝いをする会社を経営しているルミナスが      

日々感じたことを書いています。

ルミナスです。


本日は、人間関係を創るうえで欠かせない、

"信用"や"信頼"

ということについてお話したいと思います。


"信用"とは
checkお互いにメリットがなければ取引しない関係
check期待した結果が得られない場合の補償を求める関係

つまり、お互いの関係が対等であることがベース

になっていて、期待する結果が得られることを信じて、
一緒に物事を進めていくような関係になります。


嫌いであっても信用できる場合もあるし、
好きであっても信用できない場合もある。

信用があれば、信頼がなくても
一緒に仕事をしていくことはできます。


これに対して


"信頼"とは、

家族や友達との関係のように、
check損得で計算するのではなく、自分にメリットが無くても、

  その人のために行動できる。

check結果が得られなくても、

  その責任を自分に求めることが出来る状態


お互いの関係が、対等でなければ成立しない

わけではないと思いますが、

一方が他方に頼ることに重きを置いてしまうと、
依存する関係になってしまう。


そういう意味では、お互いが自立し尊重し合ってこそ

成り立つ関係だといえるでしょう。



どうすれば、信頼関係が築けるか

信用と信頼の境界はあいまいなものではありますが、

そういう意味で、ビジネス上の関係において

相手と信頼関係の構築まで求めるのは、

なかなか難しいことだなぁと思います。


信頼関係とは意識して作るものではなく、

日々の行動や一瞬一瞬の判断の積み重ねから
自然に芽生えてくるものだと思います。

ある程度の時間も必要でしょう。


主観的、感覚的な話ですが、
信頼関係が築けている相手に対しては、

自然と見返りを求めず、

"相手のために行動したい"と思うものですし、

同時に、自分自身も

"相手からが受け入れられている感じ"
が得られているものだと思うのです。