【心が温まる】もし友人の目が見えなくなっていたら、あなたはどうしますか? | 東北に嫁いで3児の母になりました。

東北に嫁いで3児の母になりました。

アラフォー3児の母。
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楽をするために色々考えるズボラな母。
この日々をどうにかしたいと思っている母。
思い出を残したい母。


はろはろー!!

るみおです!!


いつもご覧いただきありがとうございます♡


前回の記事はこちら。

今日は、2018年の思い出話です。


では、スタート!!




年の瀬、地方の電車に乗った。




「発車まであと10分かぁ」


と、ドア前でぼんやりしていた。


雪国だからドアを開閉するたびに寒さがこたえる。


:

:

と、そこに駅員さんが私の前のドアを開けた。


目が不自由な人だろうか。


杖をついた人が、駅員さんに手を引かれて乗ってきた。


私はどいた。


車両のみんなの視線が盲目の男性に注がれる。



そして、満席の優先席から声が・・・


「ここどうぞ」


譲る初老の男性


「どうもどうも」


恐縮そうな盲目の男性



「あぁ、譲ってもらってよかった」


と私が思っていると・・・



席を譲った初老の男性が、男性の肩に手をやり、


「おい、山田だよ、おめぇ、佐々木だろ?」


となまり言葉で話しかけた。


「目が見えないもんで・・・」


困るもうもくの男性。



初老の男性は続ける。


「ほら、◯◯高校の。おめぇ後輩だべ?A組だったべ?」


盲目の男性は合点がいったように言った。


「あー、山田さんね」


盲目の男性がにこやかになったとたん、まわりから声がかかる。


女性が話しかける。


「今ね、野球部の同窓会だったの」


向かいの席の男性が言う。


「△△って店集まってた」


どうやら、この車両は同窓会帰りのみなさんがたくさん乗っていたもよう。


最初、盲目の男性が乗ってきたときはピリッとした空気が流れたけど、今はもう和やかな空気に変わっていた。




出かければ知り合いがいて、話しかけてくれて、笑って話ができる。


人と話すのが億劫で、見て見ぬふりしてしまうのが当たり前の場所で育ってきた私には、それがとても温かく、そしてうらやましく感じた。




盲目の男性がホントに申し訳なさそうにしてたのが、にこやかになった時は、私まで嬉しくなってしまいました。


あと、盲目の男性に明るく話しかけた初老の男性も素敵ですよね。


私だったら後輩が目が見えなくなってたら、気まずくて話しかけられないと思う・・・


だからこそ、この出来事がすごく素敵だと思って昔メモした次第ですラブ


このメモが日の目をみて嬉しい!


あのときの皆様、感動をありがとうございました飛び出すハート




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