平日を使って、福岡に帰って来たばかりの息子が夜逃げ形式で東京に舞い戻られ、結局許してしまう親バカぶり(情けない)一応どんな生活をしているか確認する為、夫婦で上京して来ました。

昼過ぎにお住まい拝見し、タイムズカーでニトリへ、色々買わされ夜息子の友達と一緒に焼肉を食べる約束になっていたので、一旦息子と別れ時間が余ったので池袋の老舗パーラーへ


めちゃくちゃ昭和感!全てが懐かしく大変美味しかったです。老紳士のウエイターさんが持ってきてくれました。後で若いウエイターさんに聞いたら先程の老紳士は会社の偉いさんだそうです。

池袋の駅前の自社ビル洋菓子屋さんのたぶん創業者の方が自らウエイターをして「どうぞ召し上がれ」って言われた時なんかとても暖かい気持ちになり、立派な経営者の方だなと思いました。


次の日、葛飾柴又まで足を伸ばし「北の国から」で行った聖地巡礼以来二箇所目の「男はつらいよ」聖地巡礼を実施しました。


シーンによく出てくる柴又駅、寅が旅に出る時

見送りに来たさくらがいつも財布の中にあるお金全部を寅にそっと渡すシーンが忘れられません

エモい銅像が迎えてくれます。


駅にある架空の路線図が寅さんに!


この前撮った写真です、なんか昭和に撮影した写真のようです。ここには外国人の姿も少なく、巣鴨同様、おじい、おばあのテーマパークとなっています。


「男はつらいよ」の1から4作まで撮影に使っお店です。5作目以降は大船の撮影所に「とらや」を再現して撮影したそうです。


御前様と源公がいた帝釈天!


今回一番楽しみにしていた寅さん記念館!

外壁は寅さんのトレードマークの背広柄になっているそうです。芸が細かい!


オーケストラの迫力ある音響であのテーマソングとプロジェクションマッピングが迎えてくれます。テンションアゲアゲです。





次に紙芝居風に寅さんの生い立ちを紹介してくれます。

電車のドアが閉まり走り去ります。精巧なジオラマです。ナレーションは倍賞千恵子さんです。






とらやのセット

最高最高!

ここの記念館は葛飾区が立派な建物を作り展示物は全て松竹が担当しているのですごく魅力がある記念館となっています。

この日松竹の新入社員が研修で訪れる予定だそうです。松竹の寅さん愛が伝わります。



タコ社長の会社まで再現されています。










最後の演出歴代マドンナです。音楽ともに壁に浮かび上がります。八千草薫、吉永小百合めちゃくちゃ可愛かったです。


この後出口なのですが、映画を見終わったような素晴らしい演出でした。珍しく立ち戻ろうかと思うほどでした。


これほど作りこんでる記念館なのに入場料がなんと500円 関係者の寅さん愛を感じます。またファンを飽きさせない様に10月には松竹がリニューアルしてくれるそうです。


山田洋次って噛めば噛むほど味が出てくる映画を作ってくれる監督ですね



ここも寅さんの背広柄でした。

「男はつらいよ」はネットフリックスで全作見れます。

見た後、柴又散策したらめちゃめちゃ楽しいですよ。

今でいうパワハラ、セクハラありありの時代の映画でしたが、なぜか気持ちが暖まりクスっと笑える作品でした。



いつも映画の最初に出てくる土手、大分様変わりしていました。


名物草団子にアイスコーヒー最高でした


駅の柱に寅さんの名ゼリフが紹介されています。染みます!


その後、少し時間があったので浅草に寄りました

何度か来ましたが最近のここは、外国人ばっかりでなんの魅力も感じなくもう来なくていいかなって感じです。




唯一台湾フルーツティーは美味しかったです。


飛行機に乗る前に蒲田の有名ベトナム料理を食べてかえりました。


2日で30000歩歩きましたが今回の東京旅は大変満足できた旅となりました。



今回小太郎は会社でお留守でした。夜遅く迎えに行き、家に帰るまで車の中で「にぁーにぁー」ずっとなんか訴えていました。


 そういや君の柄も寅さんの背広みたいやん!