ひとりぼっちのメリー 7
いよいよ最終段階です。
仕上がったものと比べてください。
(サインのある方が完成画)
・・・・・なんか「微熱が・・・」、と言う感じですね。
別に愚痴ではないんですが、「人物」ってこの様に
難しいのです。
風景画や静物画の場合、
「おや、・・・この道はいつか来たみ。。もとい、不機嫌そうな
道だ」 とか
「この洋梨、性格悪そー」 などと、
絶対思いませんからね。
ハードルが高い上に、棘だらけ・・・・です。
閑話休題
ここでは、バック(背景)から仕上げています。
人物を先に仕上げてからバックを塗るのは、例えば・・・・・・・・・・・
どこに行くかを決めずに、服を選ぶのに似ていると思います。
どんなにカジュアルでキメても、パーティーでは浮いてしまいます。
肌の色は、ただでさえ難しいのですから、バックの色調に合わせて
決めていくわけです。
私が特に留意しているのは、
バックを描くときに結果的に現れる「カタチ」です。
フォルム、とも言いますね。
ネガとポジの関係 と その選択。
ミリ単位のわずかな違いで、「自分の意図しない」メッセージが
伝わってしまうことになるのです。
今回は、ここでおしまいです。
次回は、猫の絵を紹介しますね。
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(関西の方がありがたいです)