カメラに出会ったのは2020年の2月、この時期にあったことと言えば…そう、新型コロナウィルスの大流行の始まりだった。


当時、横浜港に停泊していた豪華客船、ダイヤモンドプリンセス号の線内で毎日のように感染者が出て、まだ見ぬウィルスの恐怖に怯えていた。

それに合わせるかのごとく、当時生き甲斐としていたライブやジャムセッションが軒並み中止となり、多くの楽しみが奪われた。


友達とも会えなくなり寂しい日々を送っていた中、前からほしいと思っていたカメラのことを思い出した。

これなら1人でも楽しめる、ライブに行けなくなった分お金が浮いている。

思い切って、購入したのが今の相棒、LUMIX GF10だ。


軽くて高機能、それになんと言っても可愛い♡とにかく持ち運びを重視していたのでピッタリだ。

それからというもの、どこに行くにもルミを連れていき、たくさんの風景を見せてやった。

ルミはその姿をしっかりと、その小さなボディーいっぱいに焼き付けてくれる。

何これ、こんなに楽しい世界があったなんて、もっと早く知っておけば良かった!


それからと言うもの今日まで、風景、自然、人と、何万枚もの写真を撮り続けている。

そして写真を通じてたくさんの新しい友達ができた。

あの時コロナ禍がなかったら、今の自分はあっただろうか?

もちろん、音楽活動というライフワークは持っていたけど、一人で何かに夢中になるということはなかなかなかった。


このように、私は悪運を味方につけ、もうひとつのライフワークという大きな宝を手に入れたのだ。

と言っても元来の私は気が小さくて神経質、全くと言って良いほど豪胆さなどないのだ。

そんなチキンな私でもできた、逆境を楽しむことが。

もし今変われない自分に悩んでいる人がいたら、あえてその苦境を楽しんでほしい。

もちろん、耐えられないくらいキツイ思いまではしなくていいけど、今できることは思っている以上にあるはずだ。

愚痴ばかり零して口を動かす前に、目と足と頭を動かして周りをよく見てみよう!




これがバディでもある、パナソニックのLUMIX GF10,

何よりも軽いのが特徴。

機能については豊富なフィルターでアーティスティックな写真がお手ごろに撮れることと、自撮り機能もピカイチ。

女性やカメラ初心者には特にオススメです。