最近、一眼レフについての資料作成ばかりしています。
そんなわけで、ブログにもちょっとだけ書いちゃおうかと!
今回はボケ味のある写真とボケ味の少ない写真についてです!
レンズ:35mm 絞り:f/1.4 シャッタースピード:1/8000
レンズ:35mm 絞り:f/16 シャッタースピード:1/60
さて、前回のブログでは、絞り(f値)を固定したまま、シャッタースピードによって明るさを調整していました。
今回は絞りを変更しますが、まずは、得られる効果を説明します。
簡単になりますが、絞りを開放(f値が小さい)すると、被写界深度(奥行)の範囲が狭くなります。また、絞りを開放する為、レンズを通る光の量も増えるので明るい写真になります。
次に、絞りを絞る(f値が大きくなる)と、被写界深度が深くなります。また、絞りを絞るため、レンズを通る光の量が減ってしまい、暗い写真になってしまいます。
今回載せている写真は、極端に開放した写真と、絞った写真になっています。
1枚目の写真を見て頂ければわかりますが、f1.4と被写界深度が浅いので、ピントを合わせたラムネ瓶の前後はボケています。
ちょうど、瓶に対して水平ラインの砂浜にピントがあっていて、瓶の直径程度しか被写界深度が無い事がわかると思います。
2枚目の写真は、ピントを瓶に合わせていますが、瓶の前後も広い範囲でしっかり見えています。
例えば、花を撮る時、花以外の背景をぼかしたい時は、絞りを開放し、集合写真など、大人数の人にピントを合わせたい時は、絞りを絞って撮影します。
余談ですが、1枚目に対して2枚目の写真は、f値を7段絞っています。もちろん、このままで暗い写真になってしまうので、1枚目の写真と露出が合うように、シャッタースピードを7段遅くして調整しています。
自分の撮影は、基本マニュアル設定になるため、シャッタースピードは、絞り優先で撮影してしまえば、そこまで考える必要ないのですが、興味がある方は、段についても覚えてみてくださいね♪
参考サイト:段の話