最近私は友達に自分の幼少期のつらかったことについて、
感じていたことや何がとても嫌だったのかを
具体的に言う機会がありました。
軽度ではありますが、性的なことが含まれるためもあって、
私はそのことについて1度も誰にも言うことはありませんでした。
人に言うべきことではない、と思っていたので
ずいぶんと長い間、自分の胸の奥深くにしまいこんでいました。
しかし、その友達には言っても問題はない、
言ってみるべきだと感じたので
初めて口にして正直に言ってみました。
その友達はヒーラーであり、クレアボヤント(透視能力者)でもあるので、
言いやすかったのは確かですが、
同じようにヒーラーやクレアボヤントであっても
言える相手と、この人には言えない、という相手とがいることも確かです。
おそらく誰にでもそれは直感的にわかることです。
私が言ったことに対して、
その友達はとてもよく理解をしてくれ、
また批判することもなくただ聴いてくれました。
私は恥ずかしさと不安とでいっぱいになりながらも
正直に自分が感じたこと、どれほど嫌だったかということを言いました。
その友達は私の感覚を理解し、短く言葉を挟むだけでほとんど聴いているだけでした。
批判も誰かへの非難も私にどうすべきだったのかなども何もなく、
ただひたすら私の気持ちに寄り添って
聴いてくれただけでした。
私はこのことを長い間、自分のとても奥深くにしまい込んでいたため、
外に出すことが(言うことが)怖く、
人の反応が怖くもありました。
しかし、出してみるとそれはただ単に起こった出来事を
事実として述べるだけのことで
怖いことでも、何かが大きく変わることでもないことでした。
言うことで私はとても気持ちが楽に
軽くなれた気がしました。
そして翌日、私はそのことを言ったことによって
自分にその出来事で失っていたエネルギーが戻ってきていることが
わかりました。
自分がそのことで失ってしまっていた女性性が戻ってきはじめていると感じたのです。
これには驚きました。
ただ言うことがこんなにもエネルギーに作用するとは、
そこまでとは予想していなかったからです。
もともと、私は自分の気持ちを正直に言うことがとても苦手でした。
言った途端に両親からこっぴどく怒られたり、非難されたり、
そのことから、家族全員を巻き込んでの大きな諍いに発展することが度々あり、
私は、いつしか自分の気持ちを正直に言わないことが普通になりました。
表面上だけの言葉で本当の気持ちを隠して“冷静さ”を取り繕うことが
いつしかとてもうまくなっていました。
自分に正直でいることは良くないこと、
誰かにとって迷惑なこと、
そして自分勝手でわがままなこと、とずいぶん長い間、信じていました。
しかしエネルギーを理解していくうちに、私は
人と違う感じ方をすることも
人と違う幼少期や家庭環境でいたことも
それはそれで悪いことでも恥ずべきことでもなんでもないのだ、と
気づくようになりました。
自分が感じているままを正直に言っても、悪いことではないし、
傷つけることでないのならば
誰かにとって迷惑なことでもないのだ、と思うようになりました。
何か、自分の中に溜め込んで、人に言えないと思っているようなことがある場合には、
本当に信頼できて、本当にそのままを聞いてくれて
他の人に漏らすことや事実を歪曲することなく、
また批判や非難のない人に言うことは、
体験としてお勧めできることだと思います。
確かに相手を選びますが、信頼できる人であれば
ヒーラーやクレアボヤント(透視能力者)などではなかったとしても
充分あなたの中のエネルギーを解放する手助けになると思います。
もちろんそれが信頼できるヒーラーやクレアボヤント(透視能力者)などであれば
より安心です。
いずれにしても言う前と言った後で、
あなたへの態度が変わらない人であること
が条件だと感じます。
解放の1歩目はただ言うこと
言うことで今まで見えていなかった景色が見えてくる、と
誰かが言っていました。
私もその通りだと思います。
どんなこともあなたの行動次第で、
景色を変えていくことはできるはずです(^^)
