今年の夏は去年のサイレント期間より長い間会えない時期がありました。
4か月ちょっとの間に会えたのは二回だけです。
連絡はきちんと取っていましたがきちんとやり取りできたのは週一くらいでしょうか。
でもサイレント期とは違い心は安定していて、お互いにそれぞれやる事をこなしているうちにただ沢山の時間が流れた感じです。
そしてお互いにどんなに離れていても自分の気持ちが変わらない事は確信しています。
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二度ほど会った時に今までと違うなと思った事があります。
彼を覆っていた殻のような物がなくなっていました。
今までは私に対する嫌われないようにしなければと取り繕っていた部分がそのように見えたのかもしれません。
そして前は分からなかった感情が感じ取れやすくなっていました。
彼は仕事のストレスが大きいらしく、来た時すでに仕事を押し付けてくる人に対するイライラがあふれ出していました。
そして私と話しているときに自分の意見と違う事が気に障ったらしくその怒りが爆発しました。
必死に怒鳴らないように抑えているが、怒りがこもっている口調でぶつけてきたのです。
私はその様子を見て、我慢がもう限界で少しのきっかけで吹き出すほど追い詰められているんだなと思いました。
追い詰められれば誰でも八つ当たりくらいはするだろうけど、少し理不尽なのでちょっともやっとしましたが。
仕事に関しては彼が自分の手で改善するしかないので見守る事にしようと思います。
なぜこんなに関係が停滞しているのか理由は分かっています。
私の中で家族と離れたことによる心の傷が残っていたのと、ツイン彼の仕事に対して理不尽でも我慢しなければならないという強い思い込みの手放しが済んでいないからです。
仕事をしていればいろんな人がいます。
やってくれる人に押し付けてそれがどんどん酷くなり気がつけば犠牲になる人が出てきます。
でも生真面目な人はそれを必死にこなすのです。
そういう相手には毅然とした態度で拒否することも必要ですし、改善するように行動しなければなりません。
自分の身を守れるのは自分だけです。
他の誰かが助けてくれるわけではありません。
人は頭ではそうした方が良いと分かっていても気持ちや行動がついていかない事があります。
そんなに単純にはいかないのです。
私の場合もそうでした。
離婚は大きな傷跡を残します。
この人と共に幸せな人生を歩もうと決意し結婚したのに、それが壊れたことに対する喪失感と悲しみはとても大きいです。
離婚が辛い事なのに加えて、私の場合は気持ちを切り替えるのに時間がかかりました。
元夫との関係は良好だったからです。
私が離婚したいと言い出すまでとても仲は良くお互いに添い遂げるつもりでした。
でもツイン彼と出会ってしまい魂が覚醒しました。
私は強く願ってしまったのです、彼と共に生きる事を。
私にはそのまま家族と暮らし続けるか、ツイン彼と新しい生活を始めるか二つの選択肢がつきつけられました。
そしてどちらを選んでも待っているのは相手も自分も傷つく結果でした。
長い年月大切にしてきた家族を手放した悲しみを手放すのには時間がかかります。
その傷はこれからも癒える事はないかもしれません。
人は生きていると何かしら辛い体験をします。
でもそれでも人は生きていかなければなりません。
人生は楽しい事もありますが、私にとっては人生は修行と思わないと乗り越えられないものでした。
それでも私が体験したいと思い選んできた人生なのだろうと思います。
乗り越えたからこそ見えるものもあるし、出来る成長があるのだと思います。