近所の書店で本を購入した所、納得できないものを発見しました。

 

それが解ったのは、家に帰って読んでいた時。

本を開いて読んでいると、何か違和感が。

 

その原因について注意深く意識を向けてみると、本の小口の上部にうっすら茶色い所を発見しました。

本を閉じると茶色い部分は見えなくなり、紙の白い色になるという状態。

更に良く見ると、その色が出てくる部分の下方向ギリギリの所に少し削った様な跡が。

 

どうやら、本のリサイクルショップで行われる様な小口の研磨が行われた本のようでした。

 

最初から日焼け部分を隠す様なことをしていなければそのまま普通に読んでいたと思いますが、この様な加工をしてまで売りつけようとすることに対して納得出来なかったため、返品しました。

新書でも安心できないのだなと思った所。 →後述しますが、実は普通のことだったらしい。
 

安心して出来ないといえば、某ネット通販サイトの書籍に関しては半分諦めています。

新品として中古品が送られてきたり、新品でも店頭であれば絶対に選ばない状態のものがたまに送られてくるので。

 

現物を見られる書店であれば大丈夫だと思っていたのですが、今はもう油断なりませんね。

その品質で納得できる、あるいは気づかない人であれば問題ないのかもしれませんが、それは出版業界としてどうなのかという所。

 

もう一つ後で気づいたこと。

小口のページの高さがきれいに揃っていた、という所。

日焼け等を研磨する際、微妙なページ毎の段差が均されて平坦になったのでしょう。

 
  ↓
 
ということで改めて調べてみると、今回遭遇した「小口研磨」は割と普通に行われている模様。
売れ残りの在庫を改めて販売する時とか。
 

コミックとかは、割とページの段差が大きかったりカバーが本が歪む位にキツキツにはめられている事が多いのですが、それは予め小口研磨をすることを見越した対応だったのかと今更ながらに気づいたり。

 

 

一応新品だった(かもしれない)という事が判明したとはいえ、ちょっと納得できない感じも。

今後は、新品は小口に細かな「段差」があるものを選ぼうと思いつつ。