エアコンの消費電力を上げないためには、室外機の周囲に物を置かないことと、その前方に1mほどの空間があるのが良いそうです。
室外機から出てきた空気が再び室外機に吸い込まれる量が少なくなるように。
しかし、我が家のベランダでは前方に50cm程度の隙間しかありません。
空間が無いのは仕方ないので、こんな対策を実施しています。
自作した風向調整版を設置中。
設置してか既に2年と10ヶ月ほど経過しました。
最初にプラダンを利用した試作品で効果を確認した後、ポリカプラダンで正式作成して設置。
風向調整版が無かった時は、かなりの量の排気が横に流れて再び室外機に吸い込まれていました。
エアコンの効きは悪かったし、室外機の運転音も結構大きかったという。
排気がベランダにとどまるので、ベランダが結構暑い状態でした。
コンプレッサーが回り続ける時間も長かったので結構な音が。
風向調整版を設置してからは、それを通る風切り音が多少増加しましたが、隣の部屋の風向調整版未設置のエアコン室外機が唸りを上げているのと比較してかなり静かになっています。
この室外機の前に立った状態で、隣の室外機の音の方が大きいと感じる位に。
試作品はプラダンでかなり安く作成出来ましたが、日当たりが良い場所なのでそのままだったら1年持たなかったでしょう。(紫外線による劣化のため)
逆に言えば、ほとんど日が当たらない場所であれば3年くらいは持ちそうかなと。
ポリカプラダンなら10年位余裕で持ちそうですけどね(両面耐紫外線コート有りの場合)
なお、風向調整版は、ファンの回転方向に対応させた縦板を追加することで効果が更にアップします。