ベランダに日除け雨避け兼用で設置していたオーニングを解体しました。
突っ張り棒式で調整も簡単だったのですが、長年の使用の結果あちこち破損し始めたので風で飛ばされないうちに撤去しようということで。
最初に巻取り部分と支えの固定を緩めて布の部分を下ろした後、突っ張り部分を解除。
そして緩められるネジやボルトナット類を緩めてバラバラに。
その後、パイプカッターを使って支柱部分等を燃えないゴミのちょっと大きめサイズまでカット。
横幅3mもあったので、そのままでは車にも載らないし大型ゴミの1000円シールも必要になるかもしれなかったので。
ここで一つ想定外の事が。
オーニングの巻取り部分が太すぎてパイプカッターでは切断出来ませんでした。
その上、以前不要品を捨てた時に長年使用していなかった金切り鋸を捨ててしまっていたことに気づき、、、。
検討した結果、オーニングの巻取り部分は幸いアルミだったのでドリルで地道に穴を開けて分割することにしました。
3mmの穴をパイプの円周に何個も開けて、最終的には折るということで。
実行してみた所、ドリルの刃が中で噛み込んで回らなくなりました。
手回しロック式のドリルドライバーで固定力が高くないので刃とドリル本体が滑って空回りしてしまうという。
こんな時には切削油を使用すると摩擦を軽減して穴あけ能力を上げてくれます。
今回は椿油を使用しました。
選定理由は、家にあった適当な油ということで。(クレ556とかでもいいかもしれません)
その後は問題なく加工できました。
穴を1周させた後はてこの原理で折り、長さ1m程度のアルミパイプが3本出来上がり。
そのままでは切断面が危険なので、補修用テープをぐるっと巻いて養生。
後は燃えないゴミに出すだけ。
GW開けにはスッキリ無くなる予定です。
その他、
解体中、天井側の突っ張り部分のプラスチックにはバキバキに亀裂が入っていたことが判明。
緩めている途中に破片が落下したりしていました。
一見大丈夫そうに見えても、かなり危険な状態でした。
破損時の2次被害を考えたら、空き家と同じで不要になったらまだ大丈夫なうちに何とかする方がいいですね。
最初に設置してから約8年、いい仕事してくれました。
高さ調整のボルトを外しても伸縮部分がサビでガッチリ固定されてビクともしなかったのは想定外というか想定内というか。
とりあえず、切りやすい部分を切ってある程度の長さに調整しています。
短くなりすぎた分については、別途袋に入れて燃えないゴミに出せばいいかと。
それにしても、パイプカッターは便利ですね、金切り鋸は捨ててもパイプカッターは捨てなくて良かった。
工具の選定は重要です。