四十肩も五十肩も、特に違いがある訳ではなくそれが起こった年齢でその様に言っているらしい。
それはともかく、今年1月、初めて五十肩になりました。
話には聞いていましたが、本当にいきなり来ますね、まあ数日経ってそうなった原因(長期間の姿勢の悪さとか)に思い至ってそれを改善しましたが。
1ヶ月ほどは出来るだけ安静にしていたのですがそれ以上良くも悪くもならなかったので一応病院で確認してもらってから少しずつストレッチを始めました。(2ヶ月位は試行錯誤)
今は回復期なので、毎日自分的完成形のストレッチを実施中。
現在、1日に行う回数は1動作あたり5回程度。
手を後ろに回して引き上げる動作と背伸びするように上に伸ばす動作のみ。
1日で10分もかかっていませんが、毎日着実に可動域が拡がっています。
やり方は、昔親戚のおじいちゃんが「これで五十肩を克服した」と言っていた方法を参考にして、ヒモを使って行っています。
おじいちゃんは滑車を自分の身長よりも高い位置に設置して(その時はカーテンレールを利用)、そこにヒモを通して痛い方の腕を痛くない方の腕で引っ張り上げるということを繰り返していたそうです。(TVを見ながら毎日結構長い時間を)
私の場合はもっと効率的・効果的にインターバルの手法を導入しています。
先端に輪を作ったヒモを痛い方の手の親指に引っ掛けて、そのヒモを身長より高い位置に設置したフックを経由して反対側の手で引っ張って上げるというもの。
30秒間引っ張ったら20秒間のリラックスということで時計の秒針を見ながら実施しています。
(ストレッチと一酸化窒素の関係性より)
それを開始してから1ヶ月位、最初は背中に少しでも手を回そうとすると痛みが走っていましたが今は可動域で80%位には回復した感じです。
やりすぎも禁物らしいので、気長に実施中です。
そういえば、このストレッチを始めた数日後に「姿勢が良くなったね」と言われたという嬉しい副作用(?)もありました。
前かがみ気味だった肩の位置がきちんと後ろに行く様になった結果の様です。
五十肩も悪いことばかりではありませんね。
私の場合、動かそうとする方向の反対側の筋肉にも力が入るので痛みを感じていますが、痛みが無い方の手で反対向きの力を加えながら動かしてみると割と痛みを感じずにある程度動かすことが出来ています。(力を入れている筋肉の反対側の筋肉は弛緩するという法則を利用)
もっとも、そのやり方でストレッチをしていてもさほど効果は無かったんですけどね。
ヒモを使わず自分の手で引っ張ってストレッチしていた時も同様。
何より、ヒモを使ってストレッチしていたほうが遥かに楽なので今の形に落ち着きました。
ご参考まで。