今回は、長年使用してきた空気清浄機を分解清掃しました。
分解したのはツインバードのAC−D358PWで、何年も使用してきたためなのか、最近フィルターをエアコン外付けフィルターを流用していたためなのか、吹き出し口から見えるファンにホコリが積もっているのが見え始めました。

ということで、エアコンと同じで気になったら対応するタイミングということで分解しました。

まずは、現在利用しているフィルターの状態から。(外観画像は微妙な写り具合だったので無し)

 


前回交換後1ヶ月ほど経過した状態です。
フィルターの構造というか性質的に、吸着されたホコリを掃除機で吸い取って再利用するということが出来ないものなので1ヶ月毎に交換しています。

毎回まあこんな感じで大量のホコリがくっついています。
もっともその分部屋の中に撒き散らされていないということなんですよね。
ホコリが溜まるとそこでカビも成長し始めるそうなので(2ヶ月が一つの目安らしい)、その前の交換ということで。

本体の分解は、この自作フィルターを外した後に(外さなくても外せますが)外周の12本のネジを外して完了です。
4隅の4本は前面パネルの固定部分を固定しているだけなので外す必要はありません。
後ろのカバーを外して、手前側をうつ伏せにさせればファンを外す準備完了です。

 


ここで一つ発見。
以前、モーター用の配線を通す部分からフィルターを通らない外の空気がそのままファンの方に吸い込まれているということを書いていましたが、後ろのカバーの所でその「給気口」が見つかりました。

 



数年前購入時点での標準状態においては、こんな感じで電源コードの所からホコリを吸い込みまくっているので対策が必要です。
フィルターがいくら高性能でもそれをスルーさせていては本来の性能は発揮されませんよね。

なお、現行機種で対策が実施されているかどうかは不明です。


そして、肝心のファンの方は、中心部分で10ミリのナットで固定されていました。
それを外して、ファン固定用の金具(円盤)を外せば簡単に外れます。(取り付ける時は、金具とファンを一体化させてから取り付けます)

 

ファンに付いていたホコリはうっすらとシャワーで簡単に流れる程度でしたが、

 


一応つけ置き洗いを実施して、こんなにきれいになりました。

ブラシでゴシゴシとかやると、傷が入ってそこでカビが繁殖したりするらしいので慎重に扱いました。(エアコンの方はもう諦めてガシガシやってますが)

 



本体側も掃除して、しっかり乾かしてから再組み立てですが、その前に、ファンの裏側に隠れていた穴を塞ぎます。

 

 

以前、この裏面のフィルターを嵌める側で塞いではいましたが、こちらも一応塞いでおきます。

 

表側はこの様(↓)に対策を実施していたので、電源コードの所のホコリはその対策を行う前に吸い込んでいたものだと思われます。(多分)

 

 

ここにセロテープを貼る前には、フィルターの「裏側」のこの部分にだけホコリが付いていました。

 

ということで、元通りに組み立て完了です。

 

 

中央とコード部分に見える白いものは、自作フィルターを設定するに当たって準備したスペーサーです。

そのままだと、空気の流れ(フィルターの詰まり具合)がかなり偏ってしまったので。

(もっとも、1ヶ月前にコードの部分のスペーサーを一旦外した後につけ忘れていたので、最初の画像のように偏りが出来ていましたが)

 

それはともかく、自作フィルターを装着して完成。

 


標準フィルターと違ってスケスケなので、まあそれなりの能力とは思いますが、通気量は格段に増えたので綿ぼこり対策として重宝しています。

 

エアコンも簡単に掃除できたらいいのになと思いつつ。