畳ベッドを利用すれば布団をたたまなくていいので楽だと思っていたのですが、違っていました。
そもそも、よく考えてみれば当たり前。
単に畳(床)の位置が少し上に上がった様なものなので。
つまりは、畳ベッドに布団を敷きっぱなしにしていると、布団と畳が湿気を溜め込み過ぎてカビが生えるということに。
よって、畳ベッドの布団は、普通の掛敷布団と同じように毎日畳まなければならないそうです。
ベッドとしての最大の利点が失われた(というか最初から無いというか)気がします。
ベッド用のマットレスなら中はスカスカなのである程度敷きっぱなしでも問題は無いようですが、それでもたまには風通しが必要な模様。
ということで考えてみると、例えば2段ベッドとかロフトベッドとかも毎日畳むというのは実質的に無理がありますね。
であれば、せめてベッドの床板がすのこ状になっていればいくらかはマシだとは思います。
それでも定期的に風通しをする必要があるのでしょうけれど。
実家で何も知らずに2段ベッドを分離して敷布団で使用していた時には、床板はただの合板だったので湿気が溜まりまくりでした。
そういえば、以前『すのこベッド』なるものを利用していた事がありました。
あれに普通の敷布団を載せたらダメです。
板と板の間隔が広すぎて、板がある所に圧力が集中して敷布団が圧縮されてしまいました。
その後、板の間隔が1cm以下の普通のすのこを買ってきて同様に利用していましたが、そちらのほうが布団が圧縮されることもなく遥かに快適でした。
ベッドと言っても形は似ていても機能は全く異なるものがある、ということに気づいた今日この頃。
その高さが必要だから導入するというのもありだとは思いますけどね。