やっぱり、昔ながらのこたつの方が暖かい様な気がする。
というのは、ソファーにも合う様なテーブル型のこたつの(本当の)能力を知ったので。
テーブル型だと、まず温める内側の体積が広い。
そして、椅子等を使った時に熱が逃げる隙間がより大きくなる。
空気が出入りしにくい対策を行っていない椅子であれば、そこがほぼ完全な開口部となる。
また、テーブル型だからといってヒーターの能力に普通のこたつと大きな違いがある訳でもない。
それなのに、そこで使用される掛け布団は(敷布団は選び放題)、普通のこたつ布団より薄い薄掛け布団よりも更に薄く、ほぼ「毛布」。
ということは、テーブル型専用の掛け布団での断熱性はかなり限定されたものになる。
よって、通常のこたつでそれなりの掛敷布団を使用しているのであれば例え部屋の中の気温が1桁でもこたつの中はそれなりに暖かいという状態になる場合であっても、テーブル型のこたつではなかなかに難しい状態となる。
部屋の中がそれなりに暖かくなければ温まらないテーブル型こたつって一体?
人によって暖かさの感じ方は変わるとは思うけれど、エアコン併用が前提とも思えるテーブル型こたつに関してはあまり省エネにはならない様な気がする。
そういえば、掛け布団不要というこたつもあったけれど、やはり通常のこたつと比べて電気を余計に消費する模様。
まあ、当たり前か。
省エネ性を考えてこたつを使用する場合には、昔ながらのロータイプのこたつに薄掛けではないこたつ布団の方が良いような気がする。
薄掛け布団は裏側が毛布で手触りは暖かいけれど、それは暖かい店内での話。
エアコン設定低目(あるいは停止中)の部屋の中では、断熱性は厚みに比例すると思うので。
それに、薄掛け布団はそうでない布団よりも価格は高目設定。
我が家はこたつを動かさなくなって数年経過してますけどね。
今年もエアコンだけで乗り切る予定。