ブーンのバッテリーに直結している8Wのソーラーパネルがどれほどの効果を発揮しているのかを確認してみました。
晴天時の13:20時点、南西方向で、バッテリー電圧は13.70V。
晴天が3日ほど続いていたので過電圧になっていたらどうしようかと思っていましたが、杞憂に終わりました。
1年ほど前にはバッテリーがへたっていたのでソーラーパネルからの電力を受け入れきれず実際に過電圧(15V超)になっていたりしたのですが、別の車両で3年以上使用後復活させたM-42バッテリーの健全性100%は真実だったようです。
今後過電圧発生の要因にもなるフル充電となるまでにはかなりの時間を要するみたいなので、当分はソーラーチャージャー等の保護装置も必要無さそうです。
ソーラーチャージャーはそれ自体が電力を消費することもあってあまり好きではないんですよね。(むしろそれでバッテリーが上がりそうで)
(そういえば、パルス式サルフェーション除去装置の消費電力でバッテリーが上がりそうになったこともありました)
単純に8Wのソーラーパネルで12V換算すれば、晴天時の最大定格で0.66Aほど。
12時を挟む3時間で1日の40%の電力を発生しているという話からすれば(もちろん駐車する方向にもよりますが)、その値が出るのも3時間ほど。
また、その様な理想的な設置状態でもないので、良くて0.5Aが3時間、あとは0.2Aが4時間という所でしょうか。(1日中晴天が続いた場合で)
その様に考えた場合の1日の総発電量(Ah)は0.5×3+0.2×4=2.3A位。
M-42バッテリーの容量が5時間率で30Ah位なので、容量0%フル充電まで行うと仮定した場合、晴天が続いた場合でも13日間。
更に、冬季でそれほどの出力が見込める訳でもない事等を考慮すると、容量48%(先日の測定結果)からフル充電までとしても10日ほどはかかりそうです。
逆に言えばそれだけの期間があればフル充電になりそうですが当然ながら晴天ばかりが続く訳でもなく、仕事場までの短距離運転の繰り返しを勘案するとフル充電になることがあるのやら、という感じです。
ブーンは充電制御車なのですが、エンジン起動後一定程度充電するとすぐに電圧が14.5V位から12.5V位まで下がって、要はバッテリーをフル充電する動きよりも現在のバッテリーの電圧を維持する様な動きをします。
この様な制御がなされているとバッテリーの使用期間が長くなるに従って充電不足状態が続くことになり、結果としてバッテリーの劣化を加速させるということに。
そんな充電制御の影響もありつつバッテリー電圧は毎日少しずつ上昇傾向にあるので、ソーラーパネルは装着して正解だったかなと。
思った以上に電圧が上がらない(ソーラーパネルの開放電圧は17Vほど)のが幸いした今日この頃です。
フル充電になったら過電圧発生の恐れが出てくるので0.1V単位で電圧が確認できるものを常設しておこうかなと思いつつ。
まあ、当分は大丈夫だと思いますが。