たまに、トイレの後に手を洗わない人がいて、なんだかな〜と思いますが、自己防衛のためにもトイレの「前」にも手を洗ったほうが良さそうです。

 

というのは、

 

明らかに手が汚れている事を認識していればトイレの前に手を洗いますが、そうではない場合、いつの間にか良からぬものが付着している場合もたまにあるので。

 

例えば、物を運ぶ仕事をしていてトイレに行きたくなった時、多少のホコリがついていたとしてもトイレの後に手を洗うのでそのまま先に済ませてしまうということがありました。

 

しかし、

 

よく考えてみれば、手は簡単に洗えますがパンツの内側はお風呂にでも入らない限り早々簡単に洗える様な部分ではありません。

 

そこに多少のホコリ共に有機溶剤とかアレルギーを引き起こす恐れがある粉末とかが入り込んでしまったら、たとえ少量であったとしてもその影響は皮膚の厚みもある手とは比較になりません。

それに体温と高湿度というなかなかの環境でもあるので。

 

そこに万が一皮膚や粘膜に対する感染性の細菌等が入り込んでしまった日には。

 

もっとも、人体常在菌が健全であればそこまで心配する必要は無いとは思いますが。

 

 
 

たとえトイレの前に手を洗っていたとしても割と危険なのが、便器のフタ。

 

用を足す前に上げる必要がありますが、そこに手を触れてしまったら手を洗った意味がありません。

手を洗わずに触ってしまったらとしたら、危険度は倍増。

 

 

トイレで手を洗わない人がどうなろうと(それも自己責任なので)知ったことではありませんが、トイレ前の手洗いも重要だなと思ったので。

 

改めて、手を洗わないと扉が開かないトイレを全ての公共トイレに導入してほしいと思う今日この頃。

スーパーなど食品を扱う場所は特に。