人の存在というものは、輪のようなものなのかもしれません。

「自我」を説明する際には球と例えられることもありますが。

 

輪の中には空間があり、

そしてそれは、輪の外側と同じもの。

 

輪を上から見ただけでは、輪の中と外が区切られているのが見えるばかり。

しかし、それを認識した上で横から見てみると、中は見えなくなるけれど外と中が繋がっていることがはっきりと解る。

 

逆に、輪の中心から横だけを見ると、壁の向こう側に誰かがいるという感じ。

それが通常の私達の認識ということなのかもしれません。

 

球も四次元的な視点から見れば、中と外が繋がっているのかもしれない。

4次元空間においては、中と外をひっくり返すのは容易なことであるようですし。

 

分かれている様に見えるけれど、本質的には繋がっている。