昨日購入した100均300円ヘッドホンが壊れました。

ヘミシンクを聞き流しではなくエクササイズで確認しようとした時になんとなく違和感を感じたので、分解して中の結線等を確認したのがその原因。

 

結線自体は雑なハンダ付けではありましたが極性が入れ替わっている事もなく問題は無いと判断し再び組み上げた所、L側から音が出なくなりました。

両方L表示がされていたことといい、左側、女性性、受け入れに問題があるというメッセージなのかと考えつつ、とりあえずでも動いているものに手を加える(と言っても今回は確認しただけですが)のはリスクがあるということだなと。

 

一応、ハンダ付けのやり直しとか線を切り直して再度ハンダ付けとかやってみたのですが、結局復活せず。

 

とりあえず、その音は判ったのでここまで耐久性(?)が無いのであればもう買わなくていいかなという所です。

中を確認しなければしばらくは持ったとは思いますが、

手元にはMP3プレーヤー付属のイヤホン(カナル式ではない)もありますし。

 

耳へ接触や圧迫感(押し広げられ感)等は100均ヘッドホンの方がまだいいのですが、音の解像度とか若干の遮音性とかを求めるのであればイヤホンの方が上。

 

ただ、予想外のメリットもありました。

ヘッドホンから聞こえてくる音がいつも聞いている音とは違っていた結果、いつも聞いているイヤホンに換えて聞いた時にそれまで気づかなかった音が聞こえ始めました。

 

それは、普段聞いている音(記憶の中にある音)を無意識のうちに脳の中で再現しようとした結果、ヘッドホンでは聞こえづらい音を選択的に強調するという反応が起こっていた結果なのかもしれません。

 

そうしたことはこれまでも経験した事があり、テレビの音が聞こえづらいと感じた時に手元スピーカーを導入してみたのですが、そのあまりの音質の悪さに辟易しました。

しかし、その音をしばらく聞いていた所、元のテレビの音が少し判りやすくなっていた事に気づきました。

 

音の良し悪しというのは、耳の良し悪しにも関係し、それは訓練できるということなのかもしれません。

とはいえ、スピーカーやヘッドホンから出てくる音はノイズ等が少ない素直な音であるに越したことはありませんが。

 

ということで、100均スピーカーは改造後に本格導入となりましたが、ヘッドホンについては見送りという結果になりました。

 

蒸れなくて音がいいヘッドホンがほしいなと思いつつ。