岸田首相一家 命式 | 四柱推命日記

四柱推命日記

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各社の調査で支持率20%を切っている岸田政権。

今日、毎日の調査では17%まで下落との事。

 

岸田さんは辰巳空亡ですから

2024.2025は空亡年。

そして4.5月が空亡月になりますので

この二ヵ月が政権維持の鬼門という所でした。

 

実際の所4月5月には、裏金問題をザル法で

切り抜けようとしたことで

国民の政治不信は最高潮に達した感があります。

 

岸田さんの運気は大運では守護神透干期にあり

運勢の支えは有る時です。

だからこそ元々存在感や資質が無いと言われながらも

首相に昇りつめられたわけですが、

ただし守護神透干だから全てが良くなるわけでもなく

社会の表舞台で活躍できるが

良い事でも悪い事でも目立ってしまうのです。

 

 

首相に重要なのは座気も重要ですが、

それ以上に時代論における

時代性と政策の合致が重要です。

これがなければ国民の想念の方向性と

政治の方向性が合わずに短期政権に終わります。

 

時代は今、東方の経済期を終えて

南方に入ろうとしており

庶民迎合的政治が求められます。

 

国家の品格や知的レベルは下がるでしょうが、

分かりやすい政治が求められます。

極陽ですから個人個人が勝手気ままで

個人主義が横行するようになります。

逆に組織は弱体化し、世の中は秩序や纏まりを欠きます。

 

 

次の首相も座気は一致しませんから

政策でどこまで庶民寄りになれるかどうかが

実績を残せるかどうかの鍵になります。

 

また今後数十年しばらく日本は

戦争をしてはいけない時代です。

あくまで防衛のための戦略、法整備や軍備を図る、

同時に経済を豊かにすること、

それが直近10年での日本のやるべきテーマでした。

 

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岸田さんが低下している要因には

もう一つ重要な事がありまして、

それが結婚です。

 

夫婦は運命共同体として運気も共有しますので

その相性や運気的支えというのが

とても重要になってきます。

 

例えばAmazonのジェフベゾスは彼本人は

そこまで特筆するような強運の命式ではありません。

しかし若い頃からのパートナーであった妻が

従生財格でしたので金運が強くなっています。

数年前離婚しましたので夫の財運は低下が予想されます。

 

また統一教会はいわば一族経営ですが

妻(韓鶴子)の宿命が干支双連格ですので

実質的には妻が家系の運気の中心になっています。

妻が亡くなれば組織も崩壊に進むはずです。

 

 

まぁそういった事を頭において

岸田首相の夫婦相性を見ると

相当に難しいものが見えてきます。

 

 

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岸田文雄 1957/7/29

 

年 丁酉

月 丁未

日 壬寅 辰巳中殺

大 辛丑 57-66 月天戦地冲 守護神透干

歳 辛丑 2021年 月天戦地冲 守護神透干 首相就任年

 

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妻 1964/8/15

 

年 甲辰 生年中殺

月 壬申

日 丙申 辰巳中殺

 

※1988年結婚 戊辰⇒夫婦の天中殺年

 

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今回は要点だけを見ます。

岸田さんは未月壬ですから守護神は何より

水源の金性です。金水木が良く、火土が悪い。

元の宿命は守護神蔵干ですので上格ではなく

成功には苦労と時間を要します。

 

守護神の東方印綬を活かししっかり学位学歴を

付けること、そして後天運に庚辛が巡れば

酉に通根しますので運気は大いに上昇します。

大運57-76歳に発展しますし

同時に冬運で旺相運ですので自分に自信がつく時です。

 

彼が首相就任したのは菅政権が退いた2021年。

辛丑でやはり守護神透干の年です。(64歳の時)

 

ところが位相法は月天戦地冲が二重ですから

この代償は本人の今の立場や居場所が壊れることor

家系継承が切れることを示唆します。

子どもが父親の後を継ぐことはできません。

 

岸田さんが首相になってから

自民党や国の中で居場所(支持)がなくなることに加えて

彼の子どもまで世間から叩かれることになったのは

実は就任時期に必然性があるわけです。

 

岸田さんが首相を続けるほど、子どもは

父親とは異なる道(政治家以外の道)に

進まなければならなくなります。

 

 

夫婦を見ますと二人とも辰巳中殺です。

そして結婚を戊辰年にしていますので

夫婦共に中殺婚です。

 

岸田さんには車騎中殺、奥様には鳳閣中殺

での結婚で、子どもが出来て結婚を

全うしていますのでその代償は

岸田さんの地位名誉運と

奥様から見れば子ども運か健康運を代償にします。

 

一見すれば首相一家という事で

何不自由ない幸せな家庭に見えて、

運命的な部分を見ると必ずどこかに

代償が出てしまう事が分かってしまいます。

 

さらに言えばこの夫婦は日干支が

天剋地冲関係ですので

元々相性が良くないのです。

 

相性が良くない、あるいは縁がないのに

結婚してしまいやすい時期に

大運天中殺があります。

 

この二人は妻の大運調舒中殺、

夫の大運鳳閣中殺で結婚していますので

二人の健康上の問題が無いのであれば、

この点でもやはり子どもに代償がいくことが

暗示されています。

(加えて言えば2024.2025はまさに

現象化しやすい年運です)

 

 

こうした条件を見ていくと

子どもの人生には苦労が多くなることが

推定できるわけです。

 

1991-1-14

年 庚午 生年中殺

月 己丑

日 甲申 午未中殺

 

実際の所、子ども(長男)は

生年中殺で生まれており、

親に頼ってはいけない(頼ることが出来ない)

宿命です。

さらに干合すると父親と天剋地冲関係になります。

 

生年午未なので複雑ですが、

要は継承しようとはするがその道に進むほど

中殺の禍も大きくなり代償が出てきます。

(生月申酉の安倍元首相と似たようなものです)

 

その現象は車騎中殺ですから

親の跡を継ごうとすればするほど、

個の地位名誉が失墜する可能性が高いわけです。

(冬至で採れば牽牛中殺と天庫中殺)

 

 

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こうしたことを見ていきますと

岸田さんの低下の要因は

結婚(相性、時期両方悪い)が一つ、

就任年の二重天剋地冲が一つ、

そして庶民感情を読めない鈍感さ、

これらが主要因です。

 

資質が無いのに守護神透干期で

持ち上げられすぎてしまったことも

一つの不幸かもしれません。

 

 

また宿命は北南と干合しますので

目上と目下にそれぞれ情や気を使います。

おそらく一対一のやり取りで

相手に嫌われることはあまりないでしょうが、

あっちにもこっちにもいい顔をすることが

忌神ですので短所やマイナスになる人です。

 

 

似たような忌神司禄は森喜朗にもありましたが

身内に甘くなること、そして

密談政治の気質を持つのが欠点でしょう。

 

 

結局相当な自制心や潔癖性を持たないと

利権目当てに向こうからやってくる

甘い誘惑を断り切れずに

談合や癒着にもなりやすい可能性があります。

 

 

なにより一番の失策は今年の年初に起きた

能登地震への対応の甘さです。

 

正月の震災で人々の心に大きな衝撃を

与えたものでしたので、

そこへの迅速な対応力というのは

国民からの評価や信用に直結します。

 

 

首相としてはリーダーシップや

統率力の見せ所のはずです。

 

 

しかし実際には災害への十分な補正予算を組まず、

未だに避難者への救済も進んでいません。

そのことが逆に情義に欠ける印象となり、

国民を守るべき政権として

資質に欠けることの象徴となってしまいました。

 

 

ピンチをチャンスにすることが出来ず

庶民感情や機を見る力に欠けている、

それは周囲を支えていたブレーンが

離れていったことも要因なのかもしれません。