chatGPT開発を手掛けてきたOpenAIのCEO。

昨日、急遽解任されたと同時に

マイクロソフトの先進AI部門に移籍したことが

世界的な大ニュースに。

 

経営陣がサムアルトマンを排斥した結果、

これに反抗する形で社長のグレッグ・ブロックマンも

同じ日に退社しマイクロソフト移籍との事。

 

天才的プログラマー、

自由なシリコンバレーの象徴であるサムアルトマンを

慕う社員、エンジニアも多く

オープンAIを支えてきた優秀なエンジニアたちが

まとめてマイクロソフトに移籍の可能性も出てきました。

 

生成AI部門ではGoogle、Meta、X、

Microsoft、OpenAIなどが競合し

優秀なエンジニアの奪いが激化。

 

2015年当初は非営利を理念に掲げてきた

OpenAIも、chatGPTの爆発的な拡散と共に

それに付随する利益欲に飲まれて

内紛状態となり、シリコンバレー出身の創設者が

立場を追われることとなりました。

 

同様のパターンがアップルの創業者

スティーブ・ジョブズですね。

まさに経営陣によりアップルを追われた時の

ジョブズを彷彿とさせる動きです。

 

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サムアルトマン

1985/4/22 38歳

 

年 乙丑(己) 偏財 偏印 養

月 庚辰(戊) 劫財 印綬 墓

日 辛卯(乙) *** 偏財 絶

 

午未空亡 松柏木 天干金性一気

守護神壬甲 丑辰破、卯辰害⇒二重害に相当

 

大運

06 己卯 初旬龍高

16 戊辰 

26 丁丑 東方洩天地比

36 丙子 干合支刑 ★現在38歳

46 乙亥

56 甲戌

66 癸酉

 

意外な事に特殊格などではなく

内格の身弱命式。

辰月辛の印綬格です。

害破の同時保有で二重害化は想念と現実の不一致、

あるいは精神と肉体の不一致。

本人はベジタリアンかつ同性愛者となっています。

 

壬水は透干せず守護神蔵干型。

第二の乙も干合で合去です。

下格条件的ですが、世にない事を

ゼロから開拓していく世界において

発展しやすい運と見れます。

 

その意味ではまだ生成AIが見向きもされなかった頃に

コンピュータサイエンス分野を見出して発展させ、

それが大衆化し営利化して役割を終えたら

また別の未知の分野に行くというのも

宿命らしいのかもしれません。

発明家は上格よりも下格の方が良いという面もあります。

 

有意識でも東方龍高で

初旬も龍高。新しきを求める知性欲と

改革改良の探求心の人。

この点において孤独を恐れないのが龍高です。

 

また干合後は天干金性一気で

同格星が並びますので

同年代の仲間やライバルたちと

輝きを張り合っているような風景。

そして無意識の闘争性。想念の頑固さ。

目的に対する一途さ。

 

まさにスタンフォード大学や

シリコンバレーを代表するような存在というのも

納得という感じでしょうか。

 

伴星は石門ですので

仲間や人脈を広げることが大切になります。

 

 

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世界をリードするアメリカの

シリコンバレーとスタンフォード大学。

 

これに倣えと日本でも

筑波周辺に研究学園都市を作ろうとしたり、

11/24に森ビルによって開業する

麻布台ヒルズでも各社の優秀な知性を集めて

知性の交流からイノベーションを

生み出そうと計画している模様。

 

ただシリコンバレーの発展には

スタンフォードが大きな役割を担っているように

まずは高校や大学と企業間を交流させて

世に出ようとするハングリー精神豊かな

若者(あるいは人物金)を一か所に集めることが重要です。

そしてイノベーションを生み出すことを

都市の共通目的として周知させることです。

 

その為に東京が適した土地かどうかは

正直、疑問です。

土地が高く、狭く、資本主義、

利益至上主義が蔓延し自由を感じない。

 

筑波の方が安い土地も有り余っていますし

日本産シリコンバレーとして

可能性はあるんじゃないかと。

 

 

 

 

まぁ日本でイノベーションが生まれないのは

保守的な民族性というのは勿論、

社会で出る杭はボコボコに打たれる、

若い芽は早めに摘んでおく、

上の言う事をはいはい聞くだけの人材が昇進し

意見を言う者は生意気で嫌われる、

そして既得権益だけが守られるという

文化的悪習と政治の問題なのですが。

 

その点では老害に毒されずに

全く新しい文化のイノベーションを築けるのは

これからの10代、20代でしょうか。

 

いずれにせよ今後30年で起こる

機械化、AI化による社会変化は

これまでとは比較にならないレベルになるはずです。

基本的に人間の仕事がなくなっていく。

 

一国内の貧富格差はベーシックインカムで

対処できたとしても、

国家間の貧富差拡大に対処できなければ

民族間の戦争の時代に突入していくでしょう。