BIGMOTOR社長 命式 | 四柱推命日記

四柱推命日記

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中古車市場荒らしともいわれたビッグモーター。

ここ連日でわざと車を傷つけて

保険金を水増し請求する詐欺的な手口、

また悪質なブラック労働の実態が暴かれて

従業員1000人以上が退社とのこと。

 

 

 

売上高7000億円規模の大企業として

信じられないほどの組織ぐるみの犯行。

信用は地に堕ちたといっても良いでしょう。

 

BIGMOTORを一から立ち上げ

ここまで一代で大きくしたのが

社長の兼重宏行氏。

 

創業は1976年に個人創業、1978年に法人化。

その後四国山口から九州、関西圏に広がり

2015年に本社を東京港区に移転。

 

今も社長の座にはいるが、数年前から

息子が経営のトップに立っている、

その頃から利益至上主義が横行し始めた模様。

 

一代で7000億企業にまで成長ですから

相当なパワーの人です。

しかし会社の現状を観察すると

従業員を犠牲にしながら

会社や社長一族だけが大きくなってきたといえます。

 

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1951年9月13日

 

年 辛卯(乙)

月 丁酉(辛)

日 丙辰(乙癸戊)

子丑空亡 宿命天剋地冲 宿命干合支害

虚気雲龍型

 

宿命天剋地冲ですね。

周囲を犠牲にしながら自分が陽転していく。

ゆえに強運。

それも年柱側ですので社会側を犠牲にしやすい。

家庭面よりも仕事面で

その破壊作用、壊し屋の宿命が稼働していきます。

 

少し思考の幅を広げると

西方天剋地冲のピカソなどは

家庭や妻を犠牲としながら社会で陽転してきた、

逆にこの社長のように東方天剋地冲の場合は

社会側(社員、仲間、友人、取引先)を

犠牲、代償としながら

家庭や自分が陽転していくわけです。

 

 

同じ宿命天剋地冲の経営者を挙げるなら

いきなりステーキの社長、

それから2018年着物レンタルで

晴れ着が届かない問題で逮捕された

はれのひの篠崎社長なども天剋地冲です。

 

勿論宿命天剋地冲の経営者が

全般悪いとは言えませんが

壊し屋の宿命が自ら組織を作り、

そこに悪行やワンマン体制が重なると

かなり大きな問題を起こしやすいのが

特徴のようです。

 

算命学ではそういう企業は

一つの特殊な運形にも入ります。

 

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2023年になってからここまで

BIGMOTORの問題が大きくなっている。

そこで社長の後天運を見ると

 

年 辛卯

月 丁酉

日 丙辰

大 己丑 72-81歳 調舒中殺大運

歳 癸卯 2023年 月天戦地冲(二重天戦地冲!)

 

 

まぁ今年が月天戦地冲年で

立場を失う年。

それも宿命と併せて二重天剋地冲です。

 

加えて72歳から調舒中殺大運に入っています。

これは目下中殺ですから目下や部下に裏切られるのですが、

そもそも日頃の行いが原因といえます。

(虚大天であっても象意が明確に出ていることは

注目に値する)

 

詳細を言えば、この人は初旬大半会で

大天移動があり22-41歳で

守護神巡りの大天により異常陽転の

可能性が高いと思われます。

 

52-61歳も月天戦の大運ですから

経営から退くのが順当でしたが

そのまま引かずにワンマン経営を続けて今年、

大運が変わった72歳の月天戦地冲で

大きな立場の破壊となりました。

 

この運気状態でいえば

おそらく社長の座を維持することは不可、

息子か誰かに譲ることになる可能性が高いでしょう。

 

自分が役割を引く(月支破壊)か、

未来への継承を断つ(南方破壊)かですので

執着しないほうが本当は良いわけです。

 

※とはいえ息子が経営参加し始めた頃から

会社が悪くなったとすれば、

息子が天中子か、継承運でない可能性が高いので

一族経営が根本から難しい可能性が高い。

そもそも原則、継承が出来ないのがこの人の宿命です。

 

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この会社は初代が宿命天剋地冲で

従業員や取引先等を犠牲(不幸)にしながら

会社が陽転してきた

そんな傾向ですので、2023年を以て

終了の可能性が高いとも言えます。

 

そもそも日本が陽の時代になっているので

組織より個人や庶民が強くなってきており、

ブラック企業、組織集権的なものは

2017年くらいから存続自体が

難しくなっています。