水道橋博士 命式 | 四柱推命日記

四柱推命日記

四柱推命、算命学、東洋史観などの理論を纏めていきます。
メール鑑定はこちら⇒https://lumiere2222.stores.jp/

 

岡山の紙問屋の次男。

19歳の時にビートたけしに心酔し

26歳で弟子入り、27歳で浅草キッド結成。

34歳の時、運転免許不正取得で書類送検

 

2000年代に入りコメンテーター、

ライターとして活動。

2018年過労で休養、

 

2022年、成り行きでれいわから参議院出馬。

7月に初当選するも11月に鬱病。

2023年1月議員辞職。

 

*******************

1962年8月18日

 

年 壬寅 

月 戊申←三重天剋地冲

日 戊子

大 甲寅 57-66歳

歳 壬寅 2022年

 

午未空亡 宿命大半会 宿命天剋地冲

 

2022年に鬱病発症の原因として

月柱の三重天剋地冲があります。

 

もともと宿命天剋地冲所有ですが

大運と歳運でも月天戦が重なります。

その為、立場の変化変動、

心の不安定が最大化している時です。

 

元々命式は申子半会⇒土局潤下ぎみで

戊子は水の上の不安定な山。

水大過の戊は胃腸が弱く、土局潤下は

肉体か精神のどちらかに不安定性を抱えます。

 

全体的に土金水の食傷生財型ですので

文才や大衆表現力(食神)をお金にすることが出来、

その方面での財運は所有です。

ですからコメンテーターとか

ライター、ブロガーの活動には矛盾がありません。

その方面でやっていけばよいと思います。

 

 

しかし宿命に守護神は

東方寅蔵干の丙しかなく

大運でも守護神透干が遅く、

さらに午未空亡で根が使えません。

身弱が政治家というのはパワーが足りないです。

 

(月頭比肩なので気質の強さはあり、

しかし通根がないのでそれを現実化させるだけの

エネルギー、持久力、体力が不足。)

 

加えて天剋地冲と大半会同時所有ですから

変人であり、行動に中庸がなく

突飛な行動が人から理解されません。

アクセルを踏むにもブレーキを踏むにも

急激(考え無し)であり、肉体を痛める事にもなります。

 

それでも政治家を受けてしまったのは

大運甲寅で偏官星が強く、

本人の仕事欲、地位名誉欲が強かったためです。

しかし身弱では官を使いこなすことは不可となります。

 

 

***************

 

基本的には下格的条件であり、

苦労の命式傾向といえます。

加えて金水忌神で2022.2023は忌神運です。

 

 

反面で恵みのあるのは午未空亡の為

親目上の恩恵を受け取り、

そこから発展を掴むことが多いのです。

この人の場合は生家にも恵まれ、

自ら執着した師匠にも恵まれています。

 

師匠のビートたけしさんは

 

丙戌

辛丑

 

日干丁ですから守護神の相手にもなるのです。

 

 

 

 

鬱病の原因が武さんとの不和、

一人前の大人がそんなことあるのか、

と思うわけですが、一代目上が守護神で

自己の安定の鍵となるこの命式には

ありえる事といえます。

 

本来母親が守護神なのですが

親世界が天剋地冲で父母が入っているので

本人が無意識的に融和出来ないんでしょう。

 

これは目上天戦地冲と見ると

師匠であるたけしさんとも

うまく行かない可能性が出てきます。

子に恵まれた時点で

北が破壊されるのが順当な宿命です。

 

 

加えて月柱の三重天剋地冲。

66歳までは二重天剋地冲が続きますので

立ち位置がコロコロ変わり、かなりバタつく時期です。

この月天戦地冲の意味の一つに

自立しなければいけない時期、という意味があります。

 

 

 

基本的にはあまり表舞台に立たず

前に出過ぎないことが安定となる命式です。