安倍晋太郎、洋子夫妻の三男。
長兄の安倍寛信は実業家、
次男の安倍晋三は政治家、
そして三男の信夫も政治家となりました。
三男の岸信夫は安倍家、岸家の
事前の取り決めにより
養子として母洋子の兄岸信和夫妻に
引き取られ、大学入学まで
自身が養子であることを全く知らずに育つ。
入学時に戸籍謄本を見て
はじめて養子であったこと、
安倍晋三が兄であったことを知る。
松濤⇒慶應義塾⇒住友商事の
お坊ちゃんコースを進み、
2022年まで、21年間を住友商事の
商社マンとして過ごす。
2004年、自民党公認として参議院選挙に
地元山口選挙区から立候補し初当選。
当選直後から自民党内で役職付となる。
2012年、衆議院選挙に鞍替え当選。
2013年外務副大臣
2016年衆議院外務委員長
2018年衆議院安全保障委員長
2020年菅内閣で防衛大臣に任命
2021年から体調不良で杖生活、
2022年から車椅子生活に
同年、体調不良から次の選挙には立候補せず
長男信千代に引き継ぎたい意志を表明。
また2022年に兄安倍晋三が暗殺、
その後、統一教会問題が社会問題化、
統一教会の文鮮明と祖父岸信介の深い関係に加え、
自身も統一教会との関わり、
選挙支援を受けていたことを認めるが
今後支援を受けないと明言しなかった為、
批判が殺到。
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岸信夫 1959/4/1 本元
年 己亥(壬) 偏官 劫財 帝旺
月 丁卯(乙) 偏財 食神 長生 空亡
日 癸丑(己) *** 偏官 冠帯
寅卯空亡 桑拓木 全柱陰 生月中殺
卯月の癸で初春の小川。
亥、丑への通根あり、東方劫財帝旺所有。
社会において大きなエネルギー発揮可能で
身旺命式です。極星車騎で地位名誉を求め、
またそれを得る人生。
政治家でない世界なら十分に活躍ができますし
元々世界を飛び回る商社マンだったなら
それが天職の世界でした。
(偏官、車騎は移動の多い星)
兄の安倍晋三同様に生月中殺を所有。
この段階で家系継承は大きく禍が出ます。
兄は調舒中殺でしたが
弟は禄存中殺あり、そして鳳閣中殺があります。
どちらも寿中殺を保有し、家系継承の禍が
自身の健康問題となりやすい形です。
これにより家系を継いで政治家となったことで
兄も弟も健康問題が付きまとう事となりました。
おそらく二人とも政治家にならず
商社マンを継続していれば
ここまで大きな禍には遭っていません。
この事が全てであり、
母親や周囲がこの宿命を知らずに
我が子に政治家の家系を継がせよう
継がせようとしてしまう事は
本人の幸福からは当然に逆行していくのです。
そして生月中殺の内容に寿中殺の存在は
家系継承という形での宿命への反逆が代償として
本人の寿を削る結果になっていってしまいます。
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中央は天貴中殺あり。
長男の役割、継承的意味を持つ長生の中殺は
本来の象意が反転していく。
学童期や初年期に恵まれず
継承できずに家運の没落の傾向があります。
この方の場合は一つは養子であったことで
天貴中殺の一つの消化だったとも言えます。
(親が産みの親でなかったことの衝撃)
しかしそこで家系に反発し
自分自身の道を進むことが正しい選択でした。
生月中殺は月支の中殺で
先祖から家系を継承することに禍が生じ、
さらに南方中殺でもある為、
子に継がせることも本来×です。
月柱にかかる天剋地冲、
あるいは生月中殺の所有は本来的には
絶家運なのであり、子の有無は六親法で測るが、
子が生まれても継承はしてはならない、
親や先祖の家業を引き継がせてはならない、
ということを知らなくてはなりません。
そして子に生月中殺や絶家運、
宿命中殺の生まれる根本要因は
親の結婚かどこかに異常か不自然があり、
その結果が子の宿命に現れてしまいます。
奇しくも安倍晋三暗殺の犯人は
統一教会問題を動機としており、
統一教会を日本に招いたのは祖父岸信介ですから
祖父の作った因縁を孫が受けているのです。
同時に我が子を宿命に反して無理に政治家にしたことで
子を失う結果となり、母親も一つの罰を受けているのです。
この運命上、出来れば
岸信夫さんは我が子に政治家の道を引き継がずに
子は子の道を行くことが正しい選択となります。
※引き継げば禍が出る
これは子の宿命(生年月日)を観なくても
親の宿命を見た段階で答えが出る事です。