今年も年末、年明けまであと1か月半。
すぐに2023年がやってきます。
歳を取ると光陰矢の如し、、、
というわけで早いですが
のんびり一か月半をかけて
今年の総括に入りたいかなと思います。
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今年は本当に色々あった年でしたね。
世界ではロシア、ウクライナ戦争の勃発、
コロナの新規株、全体的には収束へ、
元の日常、経済の再生へ向けた取り組み、
世界的なエネルギー高、物価高、
米仮想通貨企業の経営破綻、
エリザベス女王の死去、韓国梨泰院事故、
国内では安倍元首相の暗殺、
カルト、統一教会問題の再沸騰。
自民党と統一教会の歴史的癒着問題。
円安、物価高、ガソリンや電気代等エネルギー高騰。
その中でも変わらない増税路線。
コロナではオミクロン対応ワクチンの導入、
4回目ワクチン、5回目ワクチンの導入。
しかしコロナへの危機感の低下+
感染率にあまり影響しないワクチン効果への疑問
⇒接種率が伸び悩み。
そして年々高まる少子化と高齢化。
バランス比重の悪さから
高齢者層の社会保険負担は今後も増え続けるでしょう。
願わくば直近の日本政治の最大の被害者と言える
氷河期世代にはそろそろ良い時代を迎えて欲しいものです。
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個人的な最近の注目は
遺伝子改変技術の躍進、
それによるコロナワクチンの早期実現もありました。
これが例えばやがては軍事転用されるのか。
国連が役に立たない中で
技術がきちんと倫理運用されるのか。
また日本の技術の衰退。
大きな資本力を持つ中国に追い抜かれて
電気機械、ゲーム、アニメなど得意分野でも
いまや叶わなくなりつつある。
そして高給を求めて人材の流出。
既に先進国というよりは後進国になりつつある。
あとはメルカリなどネット系プラットフォームを通した
違法転売、違法でなくとも人気商品買い占め
によるマーケット、会社業績への悪影響化、
外国人による農作物大量盗難、
車や銅線の盗難⇒転売。
個人レベルでも期間限定品や
芸能人などの写真、サインなどを
高額転売目的で集める輩の出現、
また仮想通貨やアカウント売買など無形取引に
関する特殊詐欺、消費者被害への対応の遅さ。
こちらも外国人を主体とした
詐欺集団の存在が見え隠れしています。
とくにネットを介して複雑化している
物の売買に関わるルール作りが
致命的に出来ていない日本の実態。
これが年々酷くなってきている。
まぁ宗教詐欺被害も似たようなものですが
なんでも先手先手で対応することのできない日本。
なんでも金金金の世の中になっていることは
社会的に貧しくなってきている。
国家としての格下がり。
グレーゾーンに手を染める人が増えている。
結局は人口減少の中で消費(需要)のパイを
奪い合っているだけ。
精神的なゆとりがない。
そして貧の行きつくところは
戦争の時代に向かっているというのが
歴史的な流れです。
しかし仮に戦争の時代に突入したとしても
今の日本には守るほどの国体思想がない。
それで庶民は命を最優先で戦争に参加せず、
結局は戦いを避け続けた結果、
上や富裕層が引きずり降ろされるだけの結果になりそうです。
この辺がウクライナ戦争や昭和の戦争とは
全く異なることになる予感があります。
逆に言えば富裕層ほど、いざ攻められれば
自分の既得権益を守るために
戦争を肯定可しようとするでしょう。
しかしそこで賢い庶民は釣られないことです。
庶民が犠牲になって富裕層や既得権益を
生き伸ばす必要性はありません。
現状、社会全体的には
まだ豊かさがあるものの秩序が低下し
個々の自由度が際限なく上がり続ける
庶民期、爛熟期にあり、やがては
それを統制する必要から官権の強い時代に
変わっていきますが、時代の切り替わりまでは
あと10年ほどかかるようです。
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話がずれましたが
今年のトップニュースはやはり
ロシアのウクライナ侵攻であり、
これが世界全体に最も影響を与えているといえます。
ウクライナ侵攻が始まったのは
2022年2月24日。
この日に着目してください。
2022年2月24日
年 壬寅
月 壬寅
日 戊申
※全柱天剋地冲!
これが答えですね。
全柱天剋地冲の日。
歴史や世の中を揺るがす大事件などが起こる時には
何らかの干支偏りがある、
これは私の親も言っていたことなんですが
ウクライナ戦争に関しては
まさに最大破壊の条件になっています。
加えて言えば宿命二中殺の状態です。
そしてこの命式がウクライナ戦争
という事象を占う上での開始点となりますが、
仕掛けた主体がロシアですから
この戦争の前進度、スムーズさは無いに等しく
無理して進むほど被害損耗する、何かを代償とし、
得られる実りは少ないことが示唆されています。
禄存中殺日という意味では
多大な財を損耗する。
戦争の開始日というのは
古代中国では当然、軍略として
どのような日取りで行うべきかが
陰陽五行の法則に従って決められました。
そこで生まれてきたのが弧虚の論であり
今でいう空亡の事です。
建禄の中殺である十悪大敗日は
戦争の開始日からは避けられました。
春秋戦国の戦乱の時代、
こうした星辰を占う技術が
各国で競われ、そこから石申、甘寧といった
著名な占星学者が排出されるのです。
石申の観測技術は非常に優れていた為、
中国でも唐くらい、ずっと後まで引き継がれ、
日本のキトラ古墳内の星図も実は石申の
観測した天体図が基準となって描かれています。
戦争における五行の活用を
兵陰陽といい、その技術は
孫子では廃されたものの、
おそらく呉子の一派の中では後世に引き継がれていき、
やがて呉子の系統から算命学が伝わっていきます。
例えば高尾義政に算命学を伝えた
呉仁和師とは、春秋戦国時代に端を発する
呉子の一派であるというのです。
まぁ、そんなわけでして
ロシアの開戦日の選択は
非常にまずい日を選択した、
ということがいえます。
ただしロシアのプーチンは
宿命天剋地冲ですから、
当人は破壊の宿命通りに生きている、
とも言えるのです。
(善悪はともかくとして。)