自民党総裁選は9/22告示、
10/4が投開票。
という事で投票まで一週間となりました。
立候補したのは
高市早苗
小泉進次郎
小林鷹之
茂木敏充
林芳正
この5名。
あまり時間もありませんが
投票前に各候補の運勢を
簡単に見ておこうと思います。
最初は林官房長官。
山口県下関の名家に生まれ
ハーバード卒⇒三井物産勤務
⇒大蔵大臣まで勤めた父の跡を継いで
政治家入りということで
世襲キャリアぼんぼん組そのものの人生。
現候補者の中では大臣経験も突出しており
経験や安定性という点が大きな武器。
プライベートでは
Gi!nz(議員ズ)という議員バンドを結成し
ピアノ、ギター、ベース、ボーカル、
作曲などマルチな才能をみせ
ライブを行うなど趣味人の一面も。
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林芳正
1961/1/19
年 庚子 偏印 敗財 帝旺
月 己丑 正官 正官 衰
日 壬子 *** 敗財 帝旺
寅卯空亡 地支水性一気⇒極身旺
丑月壬で冬の大河。
子丑支合水化で地支は水性一気。
頭が良く理屈屋です。(理屈的な頑固者)
全支通根の極身旺ですので
自我は強く精神的にタフ。
また天将二連の宿命ですから
総理総裁に必要な力量、頭領運は
十分持ち合わせていることとなります。
中年は衰なので一歩下がって補佐役の運。
官房長官などはおそらくこの役目といえますが
サポート役適正もあり。
その後晩年帝旺ですので
もう一花咲かせそうな予感はあります。
ということで命式的には
自民党自体が潰れなければ
充分トップに立つ可能性があると判断できます。
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05 庚寅
15 辛卯
25 壬辰
35 癸巳
45 甲午 守護神透干
55 乙未 守護神透干 月天戦 ★現在64歳
65 丙申 守護神透干
75 丁酉 守護神透干
85 戊戌
命式はほぼ強旺格なので
扶抑は弱める事、
調候は火性で暖める事です。
そうしますと45-84歳が
守護神透干期となり、
社会の表舞台に出やすい時です。
現在64歳で大運の変わり目におり、
65歳以降は第一守護神透干で
継続して良い時期になります。
結論、今回かどうかはともかくとして
この先も大局的に運勢の追い風と安定感があり
トップに立つ可能性も十分。
首相になっても身旺の安定感があるでしょう。
(来年年日天剋地冲なので、
総裁になっても2026年に相当苦労しますが)
政策的に良いか悪いかはともかくとして
(まぁ現状は寧ろ的外れ感が強いが)
世界の梟雄と対峙しながら
日々の消耗も激しい国家のトップにおいて
長い期間政権を持続するには
身旺条件であることが望ましい。
事実、短期政権ばかりの日本において
安倍晋三、小泉純一郎と
長く続いた政権のトップは
やはり頭領運を持っています。
その意味では現候補者5名の中で
力量的に最も強さを持っているのは
この人になります。
よって安定感を求める層からの
票の受け皿になる可能性あり。
懸念としては日中友好議員連盟の
会長だったこともあり、
親中派とされている事ですが
2017年に会長となり、2021年に
岸田内閣の外務大臣に任命された際に
無用の誤解を避けるためとして会長を辞任。
この日中友好議連は
1972年に田中角栄が北京を訪問し
日中共同声明に調印、国交が正常化された
翌年、1973年に設立されたもので
およそ田中角栄が精神的支柱であった組織。
その田中派の流れを汲んで
今の自民党政権の中でも
有力な者が議連に参加している模様。
ある意味では自民のキャリア形成における
登竜門なのかもしれません。
まぁ林さん本人はアメリカ留学が長く
中国よりはアメリカとの関係が深い
と釈明していますが、
なかなか保守派からは信じてもらえなくなったのが
今後のネックかもしれません。