私がヒーリングを
伝えたいと思ったのは、
体調を大きく崩したことが
きっかけだった。
それまでは、どちらかというと、
ずっと我慢して生きてきたと思う。
本当は、ゆっくり休みたいとか、
もう誰の面倒も見たくないとか、
ただ静かに過ごしたいとか、
そんな気持ちがずっとあった。
でも、それを後回しにして、
なんとなく頑張り続けていた。
そんな中で、強制的に
立ち止まるような時間が来た。
約9ヶ月間、
無菌室で治療を受ける時間。
大変なこともあったけど、
今思えばあの時間は、
自分と向き合うために
与えられた時間だった気がしている。
その時間の中で、
ようやく自分の状態に
目を向けることができた。
何がしんどかったのか。
どうしたかったのか。
本当はどう在りたいのか。
少しずつ、自分の内側を
見ていくようになった。
振り返ってみると、
私はもともと、人を整えたり、
自分を整える感覚を持っていた。
ただ、それを無意識で
やっていただけだった。
体を休めて、自分に
向き合う時間を持ったことで、
その感覚に、ようやく自分で
気づけた気がしている。
本当は前からあったものだけど、
どこかで「使ってはいけない」と
抑えていた部分もあったと思う。
それが少しずつゆるんで、
もういいか、と思えたときに、
自然と使えるようになっていった。
特別な何かを手に入れたというより、
本来持っていたものに
戻っていった感覚に近い。
そして退院後に、
それを自分の中で
再現できるようにしたくて、
ヒーリングを学び始めた。
そこから少しずつ、
自分で自分を整える感覚を
より深く扱えるようになっていった。
だから今は、
誰かに頼り続けるのではなく、
自分で整えられる力を持つことを
大切にしている。
そして、同じように、
どこかで無理をしてきた人が、
自分のペースで
自分に戻っていけるように、
そのサポートをしている。
止まる大きさは
人それぞれだけど、
自分に戻るきっかけは、
誰にでもあると思っている。
