おはようございます。
昨日主人と世田谷で行なわれた木村秋則さんの
講演会に参加しました。
自然栽培を科学的に検証していらっしゃる
弘前大学の杉山修一先生と
元俳優の菅原文太さんのお話しも聴けました。
木村秋則さんち杉山先生のお話しであらためて認識したのは、
今の農業
従事者の多くが当たり前のように
やっている施肥の作業についてで
すが、
不要な労働で農業を重労働化させ、経済面での負担も大きくなって
いる現状。
有機栽培や慣行栽培の農業は
自然栽培の農業とくらべると肥料をい
れる分5倍くらいの手間がかかります。
捨て場に困った動物の糞尿処理のために3年以上発酵させたもので
あれば、
肥料としてつかってもいいといわれていますが、
それさえも不自然なこと、山の草木は肥料なしでも元気に育つ、肥
料を入れると作物が吸収できるのは1
割くらい、あとは土に残留し
て土を硬化させて土の温度を下げてしまいます。
土中微生物の力が
弱ってしまうのです。