メアリー2世とウィリアム3世の時代
(1689年から1694年) / (1689年から1702年)
・ケンジントン宮殿
・ウィンザー城
・ハンプトン宮殿
では
チョコレートキッチンを作るために
大がかりな改装がなされました
特に1690年代から
ハンプトン宮殿の東側にある
噴水の庭園に面した
宮殿の大がかりな改修を担当したのは
セントポール寺院などを改修したことでも有名な
クリストファーレン氏だということが
伝わっています
ハンプトン宮殿(wikipediaより)
英国王室は
上流層の英国民へ
公共の住居を提供すると共に
チョコレートやお菓子類を製造するために
専用の部屋を噴水庭園側へ増設しました
また
・カカオ豆の購入費用
・大がかりな設備の増設
・チョコレート職人の召し抱え
など
かなりの費用を投資しました
クリストファーレンによる改修工事で
ハンプトン宮殿の
チョコレートキッチンは1階に設けられ
他にも高価なスパイスやナッツが備蓄されました
キッチンでカラメリゼした香りや
カカオを焙煎する香りは
蒸気を利用した
当時の最先端の技術
スモークジャックを通じて
外に排出されていました
スモークジャック(wikipediaより)
これら全ては
英国王室の
寛大さと威厳を示すためでした
宮殿一帯には
素晴らしいお菓子の香りが
漂っていたと考えられます
特に
噴水庭園を散策している
海外からの訪問者や
上流階級の方々にとって
チョコレートなどのお菓子を作っている
キッチンの風景や漂う甘い香りは
海外植民地と貿易力による
英国王室の繁栄を印象付けました
ハンプトン宮殿東側(wikipedeliaより)
1701年には
ウィリアム3世の為に
彼の部屋に通じる階段の近くに
チョコレートキッチンが作られました
それは
国王がチョコレートドリンクを
要求なさったとき
すぐにお持ちするためでした
国王は朝食の時に
チョコレートドリンクやお菓子などを
召し上がっていました
その時に使用する
チョコレートドリンクのための
シルバーカップやお皿
高価な磁器やオランダのデルフト陶器
また、繊細なガラスの器も
保管されていました
オランダのデルフト陶器(wikipediaより)
1700年から1720年頃に作られた、伊万里焼を模した壺
このチョコレートキッチン
は現在復元されています
高価な器なども
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