サロンドルミエールの1月は
ウィーンのザッハホテルへ
ザッハトルテを注文させて
いただく事から始まります
空を移動して
我が家へやってくる
ザッハトルテや
お紅茶やカフェ
毎年
楽しみにして頂いている
生徒様へ
お年賀のプレゼントも兼ねて
恒例行事となっております
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ザッハホテルのザッハトルテは
1814年頃
フランス革命から始まった
ヨーロッパの騒乱が
ナポレオンの失脚により静まり
ウィーンで開催された講和会議の
晩餐会のデザートに登場した
ドラマチックなケーキです
1814年4月
パリ平和条約が終結され
かのナポレオンは
エルバ島への流刑となりました
しかし
戦後処理
領地再編を巡って
参加国の意見が
全くまとまりませんでした
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それは一説には
フランスの外相タレーランの策略が
原因であると伝わっています
毎晩、ブルボン王家が
(お好みでは無いが故に)
ずっと寝かせておいた
ボルドーワインを惜しげも無く開けて
毎日のように美食の晩餐会を開催し
フランス国民は
さもナポレオンによる
被害者であるかのように主張し
その為もあり
全く講和会議が進まない
という凄腕の外相が
フランスを守ることになりました
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この時会議に参加していたのは
オーストリア メッテルニヒ
英国 カッスルレー
フランス タレーラン
ロシア アレクサンドル1世
プロイセン ハルデンベルク
全ての国の思惑が
複雑に重なっていて
なかなか結論が出ない状態だったのです
会議に参加していた
オーストリアの外相
メッテルニヒが
ウィーンでの開催を提案します
当時ウィーンで
晩餐会を任された料理長は
フランスの素晴らしい晩餐会と
競うことのプレッシャーで
体調を崩してしまったご様子です
そこで
まだ16才のフランツ・ザッハーが
ザッハーグラズールという
ケーキのカバーリングを発明して
晩餐会に披露する事になりました
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ウィーンでの講和会議は
無事に成功し
それから100年後の
第一次世界大戦まで
特に大きな戦争が
ヨーロッパに無かった
という事からも
証明されています
ザッハトルテが提供された
あの素晴らしい晩餐会が
あったからこそ
100年もの間
ヨーロッパに平和が訪れたのでは
ないでしょうか
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寒い、寒いと思うと
気持ちと身体が
小さくなりますね
実は
あと1ヶ月半もすれば
桜の開花が始まるのですよ
春を思う気持ちは
世界共通
ヨーロッパでは
イースターと呼ばれている
ホリデーシーズンです
英国では
シムネルケーキをいただき
春の訪れを
お祝いします
2024年
<2月開催サロン教室情報>
英国式ティーマナーズクラス
「素敵なシムネルケーキのお召し上がり方レッスン」
2月7日水曜日12時から / 10日土曜日13時から
ご参加費用 10000円
体験ご参加費用 9500円(←お振込確認後ご予約完了です)
↑ シムネルケーキを手作りしてご用意致します
1年間でマナーズブックが完成!
「パーティーの時の会話術」
English breakfast付き (テーブルマナーの練習)
2月8日木曜日12時から / 11日日曜日13時から
ご参加費用 7000円
体験ご参加費用 6500円(←お振込確認後ご予約完了です)
lumiere.cake@gmail.com
こちらまでご連絡いただけましたら嬉しく思います
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