19世紀まで
チョコレートで作られた
円形状のケーキ
または
板状のチョコレートバーは
・ 水
・ ワイン
・ 牛乳
等で溶かされていました
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さらに
温めたチョコレートドリンクに
卵黄を加えてとろみを付けました
ご想像通り
濃厚で甘いお飲み物でした
または
マシュマロやメレンゲの上に
ソースとしてチョコレートドリンクが
かけられていました
外には
カスタードクリームの上に
チョコレートで作られた
をすりおろして
素晴らしいガラスの器に入り
国王や廷臣達にふるまわれました
今は嗜好食品のチョコレートですが
18世紀半ばまでは
チョコレートは
薬としても用いられていました
さかのぼりますが
1668年王立学会に手紙を書いた
ヘンリー・ストラブ王立医師は
・催眠術
・慢性の失神者
・壊血病
・痛風
・結石
・伏せっている女性
などに効果があるとしています
事実
1687年
ジェームス2世国王の法廷薬剤師が
薬としてのチョコレートを用意していたことが伝わっています
宮殿で作られるチョコレートは
銅製の鍋に金または銀泊をほどこした
特別に美しいチョコレート鍋
から提供されていました
17世紀後半から18世紀初頭にかけて
チョコレートポットは
ポットの上部の蓋がさらに小さな蝶番により
開けられるようになっています
なぜなら
チョコレートは時間を置きすぎると
分離してしまうので
ポットの上部の小さな扉からマドラーを入れて
提供する前に泡立てていました
発泡チョコレートドリンクを
小さな磁器のカップに注ぎました
1721年頃は
チョコレート用の磁器には
アームがついていませんでした
これらは
中国からの輸入品であったと考えられます
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1690年頃になると
チョコレートを嗜好食品として
楽しもうとするチョコレートハウスが
ロンドンにも作られ始めました
ロンドンのチョコレートハウスは
騒々しい喫茶店ではなく
スマートに装飾され
エリート貴族を魅了しました
その中の一つは
今でもエリート紳士クラブとして
現在も存続しています
また
チョコレートドリンクと共に
舞踏会を楽しみました
それは
チャールズ2世がスペインで体験した
甘美で優美な世界
そのものだったのかもしれません
実は
チャールズ2世はこれを
宮廷だけの楽しみとしたかったのですが
自由を謳歌したい貴族や上流階級の方々に対して
規制することは難しかったようです
17世紀以降
ロンドンの街の
チョコレートハウスやコーヒーハウスは
社交やビジネスの中心となりました
ついにロンドンは
世界有数の
人々の活気あふれる街となりました
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