先日、私の死生観について

こちらの記事に綴らせて

いただきましたが、

 

 

 

 

この記事にも出てくる本...

 

本当に、日本中の人に

読んで欲しいと心から思う本。

 

 

家で死のう!について

本日は書かせていただきます。

 

 

 

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この本の著者の萬田先生のような

在宅緩和ケア医という方は

日本にはごく稀にしか

いらっしゃらないと思います。

 

(しかもこの呼び名はオリジナルらしいですw)

 

 

日本で緩和ケアと聞くと

末期癌などで手の施しようが

ない方が受けるようなものという

イメージもあると思います。

 

 

ただ、私は昔から様々な

ホリスティック医療を

勉強してきているので、

 

患者の中には最初から

病気の治療(医療)を

受けないという方も

大勢いることを知っています。

 

私もそうですね。

 

 

ただ誤解を招くといけないので

そこについては

あまりブログに書けないのですが、

 

 

病気を放置していいと

言っているのではなく、

 

私の場合は、

 

病気にならないような生活や

考え方をするという前提で、

 

万が一病気になってしまっても

自然治癒を待ちますし

(それに向けて努力もします)

 

万が一、命を落とすような

病気が見つかったとしても

私は、私はですよ、

 

いつ死んでも後悔ない

生き方をしていると言えるので、

 

自分の運命と思って受け入れて

延命のための治療は受けずに

生きている間にできることに

フォーカスします。

 

(でもそういう人ほど病気にならなかったりします...)

 

 

私がブログに書けない

という部分については、

 

私が伝えたいことを

誤解なく伝えるためには

物凄く説明が必要だから。

 

 

ただ萬田先生のこちらの本が

全て代弁してくれているので、

私の考えは同じと思ってください。

 

 

本の中の言葉を

一部抜粋させていただきます。

 

 

死そのものは本来、

苦しいものではありません。

 

しかし、病院で治療を続けると

体力の限界まで「生きさせられる」

から苦しいのです。

 

 

1分1秒でも延命をすることが

医療の使命。

 

 

しかし、延命治療を続けると、

患者さんの苦しみや痛みは

二の次になってしまいます。

 

死ぬよりは、どんな状態であれ

生きていたほうがいい。

そう考えるのが医療。

 

 

 

結局のところ、

その人自身が

どのような生き方を

選択するかです。

 

 

 

医療は医学的な

データは提供できますが

 

「いかにして生きるべきか?」

など教えることはできないのです。

好きなように生きればいいと思います。

 

 

 

医師がいう「治る」と、

一般の人が考える「治る」は

意味合いがかなり異なるので

注意する必要があります。

 

 

 

(終末期の患者に対して)

 

残された短い人生を

延命治療に費やすのではなく

家族と充実した時間を

すごすために使ってほしい。

 

そうしたほうが笑顔で

天国に旅立つことができるから。

 

 

 

 

体の仕組みの話も

本の節々できちんとされています。

 

ごもっともだと思います!

 

こういうことを

きちんと知っている方は

少ないのではないでしょうか?

 

 

恐ろしい

ウイルスや病気によって

殺されるのではありません。

 

 

自分自身が老化するから、

死んでいくのです、

 

このことを理解している人が

あまりに少なかったため、

 

新型コロナウィルスの騒動は

ここまで大きくなったのだと思います。

 

 

肺炎とは

「死にそうなほど体が

老化している人が死に向かって

通る道の一つ」にすぎません。

 

 

ウィルスが肺に入ろうが、

元気な人は突然肺炎になりません。

 

免疫システムが

感染をブロックしてくれるからです。

 

 

一方、高齢になると、

ただでさえ老化で免疫力が

下がるというのに、

 

さまざまな病気の治療によって

体力が奪われ、その結果、

「死ぬ前の状態=肺炎」

になるのです。

 

 

恐ろしい病気ではなく、

「亡くなるときが近い」ことを

示す肺の状態だといえます。

 

 

誤嚥性肺炎は、

食べられない人に

無理やり食べさせるから、

誤嚥して起きます。

 

食事がとれなくなるのは、

死んでしまう前の状態です。

 

 

食べずに死ぬか、

誤嚥性肺炎になるまで

生かして死ぬかの違いで、

 

どちらにせよ

死なない方法はないのです。

 

 

人は必ず死ぬのだから、

「死ぬことを目標」にしたほうが

ちゃんと生きられます。

 

 

長生きを目標にするのは

その人の自由です。

 

問題はどんな状態になっても

長生きすればいいか?

長生きして何をしたいのか?

 

それを曖昧にしたまま生きていると

いくら長生きしても

「こんなはずじゃなかった」

という最後になってしまうでしょう。

 

 

 

ここからの文章は私がいつも

「本当の健康って何だろう?」

のLIVEシリーズで話していること。

 

 

 

何が「健康にいいこと」

なのかは医学でもほとんど

わかっていないのです。

 

 

ある人にとっては「健康にいい」が

ある人にとっては「健康に悪い」

というデータがそこら中に

溢れているのです。

 

 

では、どうすればいいのか?

 

 

自分の体の声を聞くのが

一番だと思います。

 

 

体の声こそ、あなたのことを

もっともわかっている「名医」です。

 

 

医療や医師に依存するのではなく

自分がどんな人生を送りたいのか

 

そのためには

どんな治療が必要なのかを考え、

 

そのうえで「医療を利用する」

というスタンスが大切だと思います。

 

 

私が診ているのは、

患者の心であり表情であり

病気ではありません。

 

だから数字なんて見る必要はないのです。

 

 

治療して元気になる可能性が

わずかにあったとしても、

 

それを望まない患者さんに

余計なことを勧めるのは

医者の傲慢だと私は思います。

 

 

「ありがとう」は

生きる気力を引き出す

最高の薬です。

 

 

私が処方するどんな薬よりも

心身を楽にして、

長生きする効果があります。

 

 

 

そしてこちらはペットについても

書かれていますので抜粋。

 

私は16年連れ添ったパートナー

プリンを見送る時に

様々なことを感じました。

 

 

延命のための治療はせずに

プリンが最後まで健やかに

楽しく生きていけるように

努力を尽くしました。

 

ありがとうや愛してるを

たくさん言ってたくさん抱きしめて

最後の2ヶ月はずっと一緒にいました。

 

 

人間のみならず、

ペットを含めて「死なせない」

ことを美徳とする日本人。

 

それが本当に

当人にとって幸せなのか

死生観が問われている。

 

 

脳の老化の最終形態が「認知症」

 

野生の動物には認知症がありません。

 

その理由は、認知症になる前に

死んでしまうからです。

 

 

 

実は一昨日、

萬田先生のお話を聞きに行ってきて

改めてご本人にお会いできて

感銘を受けました。

 

 

先生も昔は、大学病院に勤務し

癌センターにいらっしゃった

経験もあるそうです。

 

 

様々な医療を見てこられたからこその

今の形があるのだなと思います。

 

 

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一緒に行った仲間たちと♡

 

 

日本にこうした医師が

もっともっと増えたらいいな

と思います。

 

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今月開催のいつものLIVEでは

萬田先生の話もさせて頂こうと思います。

 

是非ご覧くださいませキラキラ