センシュアリティを大切に。

長谷川朋美です

皆さま、”センシュアリティ”という言葉を聞いたことがありますか？

また、どんなイメージをお持ちでしょうか？

エリカ・アンギャルさんの本「ラブダイエット」を読んでいて、この言葉が出てきたとき、ビビビっとした感覚が走りました。

英語の意味を直訳すると、官能的・肉欲・色っぽさなどとなりますが、言葉に当てはめるのがすごく難しい・・。　でも、すごく大切な感覚だと思います。

私はセンシュアリティという言葉を日本語に訳して捉えておらず、感覚でしか捉えていなかったのですが、エリカさんの本に書いてある例を見て、そうそう、それそれ！！！私こういう感覚が大好きなんだって熱くなりました。

それはどんなものかというと・・

・上質なカシミヤのセーターを撫でた時に手のひらに広がるなんとも言えない心地よさ。

・誰にも邪魔されない自分だけの時間にお気に入りの曲をかけて、大好きなメロディやアーティストの声が耳から全身隅々まで行き渡る感覚。

・ヘッドスパやマッサージの節妙な刺激で全身が弛緩していく天国のような時間。

・とっておきのワインをグラスに注ぎ、立ち上るその芳醇な香りで鼻腔が満たさた時に広がる無数のイマジネーション。

etc・・

なんとなく、この感覚、わかりますか？？？

こういう感覚を日常的に感じる時間があると、より愛と感謝に溢れ、人生が豊かになると思うのです。

ここでいう愛とは、

自愛と、慈愛ですね。

自分を丁寧に扱うということ。

これは常々私が発信している自分と向き合うことの大切さ（＝セルフコーチング）とも同じことが言えます。

日常的にセンシュアルな感覚になることは、自分を大切にできている証拠だと思います。

すると心が穏やかになったり、人にも優しくなれたり、物事をおおらかに捉えることができるようになります。

センシュアルな感覚、あなたはどのくらい日常で感じていますか？

それはお金をかけることではないんです。

自分に愛を注いで、丁寧に、エネルギーや時間をかけることなんです。

自分を愛し、満ち足りた気持ちで毎日を過ごすために必要な感覚・・それがセンシュアリティ＝肉体的な感覚に敏感になることです。

ここでもやはり、心と体は深く繋がっていることがわかります

更に、エリカさんの本に面白いことが書いてあります。

結婚相手は肩書きでなく、匂いに惹かれる人を選んでみて。

これも肉体的感覚で捉えることが、心に影響する例だと思います。

五感を使って感じる感覚に、敏感になりましょう。

頭で考えて決めた答えより、意外と体や感覚が求める答えが本質的だったりします。

これは私も自分の経験を通して本当にそうだと思うのですが、直感が冴えている人は、肉体的感覚に、とても正直でもあると思うのです。

（欲望に素直ということ。だから行動も早いし、感覚も鋭くなる。）

更に衝撃的な文章も、抜粋させて頂きます

性欲はヘルシーボディの証。
食事や睡眠と同じくらい大切に考えてください。

英語でEat well,Sleep well,Love wellという言葉がありますが、欧米では、愛し合うこと、豊かなセックスライフを送ることは、食べることや寝ることと同じくらい大切なこと、自然なこととして捉えています。

満足度の高いセックスを定期的に行うことの効果

・美肌効果（エストロゲンの分泌で肌のハリや艶っぽさUP、オキシトシンの分泌でコルチゾールが減少するので、肌荒れ、乾燥、シワ予防の効果）
・ダイエット効果（心身共に満たされ、不要な過食に走ることがありません）
・リラックス効果
・生理不順の改善効果
・老化の速度を抑える効果

色気不足、セックスレスは、睡眠不足が原因かも。

日本人女性のセックスの回数は年間で約50回、日本よりも約1時間多く眠っていると言われるフランス人女性は年間約120回。