先日読みたかった本を、なぎちゃんがプレゼントしてくれましたニコニコ



この本は、1854年アメリカの先住民の首長シアトルが


先住民の土地を買いたいと申し出てきた

アメリカ第十四代大統領フランクリンピアスに宛てた手紙である。



父は空 母は大地


ビューティーライフクリエイター長谷川朋美のBeautiful☆Life


沢山の言語に訳され、世界中で読まれていますひらめき電球



私たちの生きる意味・命の大切さを

とてもシンプルだけど

とてもダイレクトに表しています。



先日お会いした株式会社ライブラの林伸光さんが

講演された内容でもあります目




(下記の文章を読んだあと)

皆さんはどう考え、どう感じますか?


私は涙が止まりませんでした。


もし自分の子供ができたなら

こういうことを伝えていきたいです。


もちろん、他の子供たちにも・・




以下林さんのブログを抜粋させて頂きました。

http://libranatut.exblog.jp/i0/



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シアトルという地名は、イチローのマリナーズでもとても有名なアメリカの町。
実はこの名前、ネイティブアメリカン(アメリカインディアン)の首長、シアトル首長の名前から由来するという。

白人と先住民は、3年にもおよぶ戦いを続けていた。

1853年アメリカの第14代大統領
フランクリン・ピアスはインディアンたちの土地を買収し
居留地をあたえると申し出た。
1855年、先住民の首長シアトルはこの条約に署名。


1854年、アメリカ先住民の首長シアトルが、大統領フランクリン・ピアスに向けて行ったスピーチ。

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はるかな空は 涙をぬぐい
きょうは 美しく晴れた。
あしたは 雲が大地をおおうだろう。
けれど わたしの言葉は
星のように変わらない。

ワシントンの大首長が
土地を買いたいといってきた。

どうしたら
空が買えるというのだろう?
そして 大地を。
わたしには わからない。
風の匂いや 水のきらめきを
あなたはいったい
どうやって買おうというのだろう?

すべて この地上にあるものは
わたしたちにとって 神聖なもの。
松の葉の いっぽん いっぽん
岸辺の砂の ひとつぶ ひとつぶ
深い森を満たす霧や
草原になびく草の葉
葉かげで羽音を立てる
虫の一匹一匹にいたるまで
すべては
わたしたちの遠い記憶の中で
神聖に輝くもの。

わたしの体に 血がめぐるように
木々のなかを 樹液が流れている。
わたしは この大地の一部で
大地は わたし自身なのだ。

わたしが立っている この大地は
わたしの祖父や祖母たちの灰からできている。
大地はわたしたちの命によって 豊かなのだ。

それなのに 白い人は
母なる大地を 父なる空を
まるで 羊か 光るビーズ玉のように
売り買いしようとする。
大地を むさぼりつくし
後には 砂漠しか残さない。


わたしには あなたがたの望むものがわからない。

バッファローが殺しつくされてしまったら
野生の馬がすべて飼いならされてしまったら
いったい どうなってしまうのだろう?
聖なる森の奥深くまで
人間の匂いがたちこめたとき
いったい なにが起こるのだろう?

獣たちが いなかったら
人間は いったい何なのだろう?
獣たちが すべて消えてしまったら
深い魂のさみしさから
人間も死んでしまうだろう。

大地は わたしたちに属しているのではない。
わたしたちが 大地に属しているのだ。


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このスピーチに私の魂は揺さぶられ、そのあと澄んだ静寂が心におとずれました。

下記の本よりの抜粋です。。。自然やエコを信条にされる方はぜひお読みください。お勧めです。

私たちのエコはエゴではないでしょうか?そんなことを振り返らざる得ない1冊でした。