通称ヴァンクリ展に行って来ました~
来られている方は私より年上の女性が圧倒的に多かったですがグループで来てガヤガヤ大声で話すのはやめて欲しいな~
若い女の子のグループから聞こえてきたのは
「なんで、ジュエリーの間に野菜が並んでるの?」
この展覧会の正式名称は
Mastery of an Art.
【技を極める】
ヴァンクリーフ&アーペルハイジュエリーと日本の工芸
ですからー!!
チケット売り場で「大人一枚」って言うと
「技を極めるですね?」と念押しされました。
そこ重要!
本物の野菜にしか見えないものは、職人さんが象牙で作った作品ですよー!!
注目すべきは、日本の工芸品をヴァンクリーフ&アーペルがいつくか所属していること。
高い技術を誇る会社は他国の技術の高いものもわかるんですね。
エメラルドがミステリーセッティングされたジュエリーの横に置かれていたのは、小さな木箱。
よく見ると、箱の上部中央に敷き詰めている緑色ものは玉虫の羽!!
(奈良の法隆寺の「玉虫厨子」も昔はこんな感じに鮮やかだったのかな〜)
玉虫の羽の周りと側面は漆と蒔絵。
よく見ると凄すぎる〜
日本の工芸品は一見地味ですが、やっぱりすごい技です。他にも螺鈿や象嵌、有線七宝など端正な美しさを感じました。
惹きつけられた日本の工芸は「鯉」
見たままやん〜鯉〜
すごいリアリティー!
なんとも言えない色と質感。
素材を見ると「四分一(しぶいち)」。銀と銅の合金。銀の比率が4分の1だから四分一。
技法を見ると「自在」(じざい)
じざいって事は、これ動かせるのー?!
日本の金属工芸って本当にすごい!
おっと~ヴァンクリの方の感想も書きますね。
とにかくすごい量のジュエリーでした。
2年前に、ブルガリ展→✨に行きましたが、量、展示の仕方全く違います。

まあ、女性はキラキラジュエリー大好きですからね。テンション上がります。
360度どの角度からも見えるように展示してあるブースが多くて見やすいです。
裏側が観察出来るのは嬉しいです
ハイジュエリーを支えているのは、デザインや石はもちろんですが、それらを支える職人さんの技術です。
裏側を見ると、
そのジュエリーがどのような思いでつくられているのかがよくわかります。
ヴァンクリは、もちろん裏どりもされていて綺麗に磨かれていて、
宝石に沢山の光を取り込む構造で、デザインや宝石を最大限に活かしています。
「あれ?このルビーのブローチ裏側に沢山18Kイエローゴールドを使っているけどさっき見た表側はホワイトだったよね、、」
ルビーを留める枠がイエローゴールドで、
イエローゴールドの爪のみが表側に見えました。
(枠は見えないで、わずかな爪がイエローゴールド!)
「このルビーの色合いには白よりイエローが映える」
そんな計算の元、ダイヤモンドは白い金属で爪留めされているなか、ルビーだけはイエローゴールドで爪留めされているんです。
エメラルドもコロンビア産のものには、イエローゴールドを使用していました。
「宝石の色によって台座の色を工夫する」
セオリーは知っていましたがまざまざとみせつけられた気がしました。
全てのハイジュエリーが、そのように作られているということはないです。価値ではなく、美意識の問題なので。
また、印象的だったのは、スピリットオブビューティフェアリーのクリップ。
一般的なブリリアントカットでなくて、ローズカットのダイヤモンドを使っていたんです。
ダイヤモンドの透明感が冴えて、とても美しかったです。
ローズカットがあんなに美しいと思ったのは初めて。(以前仕事で販売してましたけどね( ̄ー ̄)

そんなジュエリーを支えているのは、職人さんの技術です。
工房を再現した部屋もありました。日本の工房と同じですね。
煌めくジュエリーを支える職人さん。
私が今現在取り扱いしているボディーメイクランジェリーLALAを支えているのも同じく福井県のメーカーの8年以上のベテランの職人さんの手作業です。
職人さんの技術ってどの分野でもリスペクトです
この展示会はフランスの職人さんと日本の職人さんの技の競演だと強く感じ、大満足でした!
じっくりみようと思うと一日ががりになる展示会です。
余談
4階のコレクションギャラリーへは、同じ入場券で入ることができます。
ヴァンクリの会場とうって変わって、人がまばらでしたが、
藤田嗣治、ユトリロ、シャガールetc.さらっと展示されていました。
まあ、これでもか〜と大量のジュエリーを観た後には満腹状態でなかなか絵画を観る気力も湧きにくいですけれどね。
続きも書きました〜技を極める②
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美と健康のコンシェルジュ
あさおくみ