レベル１夏季コース続行中です。
本日３日目でした。
さて、初日の最初にお話しするヴィッキーさんの
ヒストリー。
オーラソーマが生まれた夜、
ヴィッキーさんは虹色の波が押し寄せるヴィジョンを観て
神様から「わが子よ水を分けなさい」
というメッセージをもらう。
そして、ヴィッキーさんは、
「え、私はモーゼじゃないんですよ。
水を分けるって何ですか？？？」
と、神様に再び問いかけるのですが、
その答えを言葉でもらうことはできませんでした。
しかし、その答えは、
手が導かれるようにしてその夜生みだされた、
ボトルそのものの中にあったのです。
しかしそれは、
水を分ける＝二層に分かれたボトル、といった
単純な答えではなくて、
オーラソーマシステム全体の誕生の目的を
意味していたものでしょう。
古代エジプトの時代に、奴隷となっていたユダヤの民を
モーゼは神のお告げを受けて解放し、
神の約束の地を目指し
出エジプトを図る。
しかし目の前に海が広がり
もはやこれまで、絶対絶命状態になったときに
神の声を再びモーゼは聞くのです。
「わが子よ水を分けなさい。」
モーゼの杖が水面に触れるや否や、
海面は左右に分かれ、間に道ができます。
その波の間に出来た道によって
ユダヤの民は、出エジプトを果たすのです。
出エジプトは、何を意味しているのか。
被支配から解放され自由の身となること、
支配と被支配という社会システムからの解放、
あきらめの人生から、自主的な人生へ。
本当の自分は誰かを知ること。
恐れからの解放、制限からの解放、
そして本当の自分を生きていくこと。
古い教義を捨てること。
いろいろと解釈があると思うけど、
全て、
新しい道を開くことに関連しています。
新しい時代を開くことへ、
新しい自分を開くことへ。
モーゼが「水を分けて」
出エジプトを果たし、
民を自由に導いたことと、
ヴィッキーさんが「水を分けて」
イクイリブリアムボトルを生みだし、
オーラソーマシステムが世界にもたらされたことは、
同じ意味を持っているのではないかと思います。
神様は、ヴィッキーさんの問い掛けに、
言葉では答えをくれませんでした。
しかし、
ヴィッキーさんが、オーラソーマシステムを
誕生させたことの中にその答えがありました。
答えが戻って来ない時、私たちはついつい
言葉での答を得たいと思い、
答えを性急に求めたがります。
けれど、本当に大切な問い掛けに対しての答えは、
即答によって得られるものではなく、
時間をかけて受け取られていくものなのかもしれません。
「水を分けるって、何ですか？」
という、ヴィッキーさんの問い掛けに、
その夜から３０年経った今も私たち一人一人が、
オーラソーマと関わるごとに、
一人一人が答えを受け取っているのだと思います(^-^)/
余談ですが、先日マイクブース学長が来日された際、
ＡＥＯＳメークアップ関連で質問をさせていただいたのですが、
その答えの一つは未だ頂けてはおりません。
その質問は、
「オーラソーマにとって、ＡＥＯＳにとって、美とはなんでしょうか」
というものでした。
これもまた、私がオーラソーマやＡＥＯＳと
関わり体験していく中で、
日々理解していくことであって
答えをもらうものではないのかもしれません。
ということに、おとといのレベル１の初日で
ヴィッキーさんのヒストリーのこの部分を話していて、
（モーゼのところ）気づいたのでした(*^.^*)
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