先生は、藤井雅子さん。
アカデミーヒルズ でもセミナー講師をされている先生の授業は
とてもわかりやすく心理学の基礎をしっかり教えてくださいます。
今日は、心理テスト、エゴグラムをやりました。
私たち、ひとりひとりの中に存在する、5つのキャラクター
CP(お父さんのような部分)
NP(お母さんのような部分)
A (大人な自分)
FC(自由な子供)
AC(抑圧された子供)
テストによって、自分がどの部分が優勢かがわかる。
私は、FC が圧倒的に優勢。つまり、抑制の効かない、
よくいえば天真爛漫な子ども。
なんでも、オモシロイと思ったもの、ほしいと思ったものに対して
ココロ赴くままに、行ってしまうタイプ。
でもね、
私が本当に子供だった頃は、そうではなかった、
AC(抑圧された子供)
だったな~。
妹が生まれてから、それまでの天真爛漫なFC典型の私は
AC、に180度転じた。
弱くて、自分が嫌いで、強い人が苦手で、
親の愛が欲しいのに、自分は与えてもらえない、という
思いをいつも抱えていた。
小学校時代は、ずっとこんな感じでした。
今でもよく覚えている。
●十年かけて、FC(自由な子供)を掘り出す作業を、
してきたんだな~と、思います。
でも、今、実のところ、私的に注目している、私自身の中のキャラクターは
AC(抑圧された子供)です。
この個性は、ともすると、一番否定されてしまう個性です。
学校でも、社会でも、私たちは、
強くなること、積極的になること、人に抜きんでること、成功すること、
を、叩き込まれてきた。
この、負の側面のように扱われる、
『弱さ』というものの持つ、
情緒の豊かさ、感受性、繊細さ、受容性、、、、、、といった、
素晴らしいギフトは
社会でサバイバルしていくためには
何の価値もないもの、
強く生きるための邪魔をするもの、として
排除されがちでした。
でも、オーラソーマやスピリチュアルなことを生きていると
この、弱さというもの、自分の中の弱い質が
とても、素晴らしいギフトに思えることがあります。
その繊細な質をもって、
エネルギーの世界を感知すること、
眼に見えないけれど存在する、光の世界が在ると
認識することが、できるのだと思います。
そしてまた、人の痛みがわかる
という、セラピストとしての
ベーシックな素養は、
自分自身が傷ついた体験、
自分ではない、何ものかになろうとして苦しんだ体験、
そんな、弱さ故の体験によって、培われたりします。
人は、自分が体験したもの以外のことを
分かち合うことはできません。
誰もが持っている、この、弱さ、という質もまた
尊重してあげるべきもの。
弱さもまた、
自分の中の、かけがえのない一部なのですから