いつも応援してくださる皆さま、ブログをのぞきに来てくださる方々
ありがとうございます。
お久しぶりです。
今日、南座で坂東玉三郎さんの特別舞踊公演をみてきました。
そうしたら、どうにもどこかに何かを出さないといられなくなって、久々に、
ちょっと恐る恐るブログを開きました。
人が動いてあの様になるのがどういうことなのか、
考えても仕方ないのだけれど考えてしまいます。
(自分としか比べられない思考。)
驚異的に何かと繋がっていないと、あんなに切れずに居られないと思うのです。
館内放送で「上演中は…」と注意事項のアナウンスが入り、
英語では「During performance…」と言われます。
その度に「Performance か。」となんだかモヤっと引っかかっていました。
玉三郎さんの舞踊は霊的だからです。
まだ私は三十代の半ばですから
憧れて打ち震えるのも自然なことだとは思いますが、遠いですね。
それでも、「あれはなんだったのか。」と
どうにか追求したい気持ちは湧き出てくるもので、
浴室の曇ったガラスにお湯をかけては自分の動きを確かめていました。
ついさっきまで。(^^)
木蘭拳の講座に来てくださるようになった方で、たぶん自分の母親よりも年上でいらっしゃると思いますが
この方が型を動かれる姿にハッとした時がありました。
その方の年輪と言うのかなんと言うか、それが伝わってくるように感じたんだと思います。
可も不可も出来不出来もない。
そういった想念のエネルギーと関わりのないところでもって動いてらっしゃる。
美しいという言葉ではとても足りなかったです。
ここまで書いて思ったのですが、
玉三郎さんのことを書いていたのが講座に来てくださる方のことを思い出した、
と言うことは、何か通じるところがあったからということになりますね。
ある種の想念から完全に断ち切られた舞
ということでしょうか。
まだまだまだまだ、です。