今日のクラスでお話ししたことを記録しておきますね☆
最近、いろいろなエクササイズの方法の中で
「丹田」という表現を多く見かけるようになりました。
やっぱり目に見えないものに対しての受け皿が
大きくなってきている気がします
それらの中に時々 「丹田に力を入れる」
という表現が使われていることがありますが、
これはなかなか難しい表現と感じています。
(異を唱えようというワケです)
丹田(臍下丹田)に力を入れようとする意識は、
下腹部に力みをつくることに繋がります。
それは、身体の一部を固めてしまうことになります。
いつもそう感じるのですが、丹田は肉体の動きの初動点です。
なので、そこを固めるようにする意識では
ムーヴメントに不自由さが感じられます。
最近の人気のキーワード 「体幹」 を鍛えるためのからだへの意識は
からだのどこかを固めてエネルギーの滞りをつくるのではなくて、
自由なムーヴメントの中から得られるものが理想で
そこには同時に素晴らしい安定感があります。
なので、「力を入れる」と言うよりは、
「存在するエネルギーの量を増やす」
と言った感じがします。
これはわたし個人の感覚ではありますが、
共感していただける方も多いのではないかと思い
ここに記録してシェアさせていただきました