一昨日の夜、グアムから帰ってきました。
21時半に寝て4時半に起きるわたしが
2時3時まで飲んで7時に起きる数日間、
昨日今日とで何とか時差?を
取り戻すことができた気がします。
現地で木蘭拳の夢は見事に果たせず
唯一の自由時間はプールサイドでビールに読書
岸田秀先生の 『唯幻論物語』 文藝春秋新書
この本を持って行ったのは、初心に戻る機会になる気がしたので。
若かったわたし、岸田先生の『ものぐさ精神分析』を読んで、
この人の講義を受けられる大学へ行こうと思ったのでした。
「いろいろ聴いたけどやっぱりモーツァルトに戻るのよね」
というクラシック愛好家のように、
「いろいろ読んだけどやっぱりフロイドだね」
という精神分析家は多いのかもしれません。
人のこころのことをもっともっと知りたい、と思って
初めに指南を仰いだ先生でした。