ボックスティッシュのカバーに
ビーズの刺繍をしています。
ひと針ずつ、小さいビーズを糸にとおしていきます。
指先と目は使いますが
単純作業です。
これをするときわたしは、対象はいろいろですが
こころにストレスを感じながら
待っているのです。
それが、目の前にある単純作業に没頭していると
ストレスをあまり感じなくなります。
目の前の「今に集中する」からです。
そして、ふと思ったのですが
昔から女の人は
こういう手芸のような単純作業をしながら、
いつも何かを待っていたのかな、と。
誰かの帰りを、
何かの知らせを、
来るか来ないかわからない便りを。
そう思うと
たくさんの女の人の姿を感じます。