「太極拳」 | 舞のように美しい中国武術「木蘭拳」のブログ

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木蘭拳(モクランケン)は舞のようにゆったりと優雅な
中国武術の新拳種です。

木蘭拳はもともと、

唐の時代に宮廷で演じられた拳舞でした。


中華人民共和国が成立した後、

この宮廷拳舞に


太極拳の精髄が取り入れられたと言われています。



では、太極拳とはいったいどのようなものなのでしょうか。

解りやすい定義をご紹介します。



お茶の水女子大学 文教育学部 舞踊教育学科(現在芸術・表現行動学科)

片岡康子先生ほかの素晴らしい著作から引用させていただきます…



「太極とは、宇宙の混沌を指し、天地=陰・陽が二分される以前のことをいう。

 

対立の根拠を消滅させること、自らの深奥部の太極を探ることに

その真髄があろう。


動きの特徴は、軽く柔らかい動き、意識と動作の一致、川の流れのような連続性、円運動にある。」


舞踊教育研究会(体表・片岡康子) 『舞踊学講義』 大修館書店 1991年





ムーヴメントの醍醐味「意識と動作の一致」、

ここに強いグラウンディングとセンタリングを加え

型を与えたところから体験できるものを

クラスの中で深めていけたらはぁとvと思います。