バッグを選ぶとき、

“好き”という気持ちだけでは決められないことがあります。

 

わたしにとってそれは、

“今の自分”を静かに映してくれるものだからです。

 

 

 

 

金具とラインに緊張感のある小ぶりなバッグは、

手に取るたびに背筋が伸びるような気がします。

角のあるシルエット、しっかりとした革の質感、

そのすべてに「姿勢」が宿っているようで。

 

それに対して、黒いトートは

今の生活ととてもよくなじみます。

荷物が少し増えても、手にするだけで気持ちが整うような、

静かで頼れる存在です。

 

 

 

 

どちらが上、という話ではなくて、

わたしの中にはその両方の気質があるような気がします。

 

少しだけ気を引き締めたい日には、角のあるほうを。

やわらかく過ごしたい日は、軽やかなほうを。

 

その選び方こそが、

“今のわたし”をつくってくれているのかもしれません。

 

 

 

 

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