その日も、名もない昼の光が降り注いでいました。
明るすぎず、冷たくもない、ただそこにいるだけのような午後の光。
名門通りを抜けて、石畳を一歩ずつ登っていくと、
あの懐かしい赤レンガが、今日も変わらずそこにいてくれました。
静かな聖堂の中に入ると、
窓から差し込む光が長い影を作りながら、祭壇まで続いていました。
ここで私は、静かにひとつの誓いを交わしました。
それは華やかなものではなく、ただ静かな決意のようなものでした。
名もない昼の光に包まれて、
私はひとつの終わりと、ひとつの始まりを同時に受け取った気がします。
そして今日、またあの光の中に立つとき、
心の中でそっとあの瞬間を思い出してしまうのです。
読んでくださって、ありがとうございます。
いつかまた、あの陽だまりの中で静かに過ごせたらいいなと思います。
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