車椅子看護師の前田直美です。


更年期障害の治療は、漢方薬、女性ホルモン補充療法、プラセンタ、抗不安薬などがあげられます。



最初に治療で使われるのは漢方薬が一般的です。



漢方薬はかなりマズイので、それを我慢して飲まなければいけませんが、比較的手軽に始められる治療といえます。


更年期に使用される漢方薬は1種類だけでなく、数種類あります。


代表的な漢方薬は

・加味逍遙散(かみしょうようさん)

・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

この3つです。


他にも、冷えを軽減したり、胃腸を整えるもの、めまいや耳鳴りに効くもの、精神症状を改善するものなどがあります。



症状に合わせて処方されるのが理想ですが、

婦人科によっては、更年期の代表的な漢方薬が処方される場合が多いです。

 


知人が「引っ越しで新居地の婦人科へ行ったら、今まで服用していた漢方薬がなくて、違う漢方薬を飲むことになったんだけど、イマイチ調子がよくなくて…」と言ってました。


彼女は、そのあと今まで飲んでいた漢方薬に戻してもらったそうです。



漢方薬も自分に合う合わないがあります。

もし服用しても効果がみられない場合は、他の漢方薬を処方してもらうといいですよ!



ぜひ、かかりつけの医師に相談してみてくださいね。