車椅子看護師の前田直美です。





精神科看護師時代に、頑張りすぎて鬱病になった人、統合失調症になった人をみてきました。



本人は精一杯やっているのに、そこへ頑張れといわれて、無理して期待に応えようとしてキャパオーバーになる人が多いんです。

それで精神科の病気になる人も…


頑張っていない人に頑張れと気合いを入れるのはアリだと思いますが、もういっぱいいっぱいの人に頑張れというのは酷な話。



「頑張れ」という言葉は気合いを入れたり、応援する意味でよく使われますが、人をみながら注意して使っていく必要があります。



鬱病の人に、励ます言葉は禁句なので。



私が子育て中は、子供たちも精一杯、頑張っていると思っていたので、頑張れといったことがありません。


その代わりの言葉が「頑張りすぎない程度に頑張って」「〇〇が頑張っているの、お母さんは知ってるからね」でした。


今思うと、案外難しいことを子供に言っていたんだなぁと思います。


もちろん、子供がわかりやすいような言葉を添えて、話していたので、子供も「わかった」と納得していましたが。


自分は応援しているつもりで、良かれと思ってかけている言葉でも相手をさらに苦しめることもあります。


普段から何気なく使っている言葉も、ちょっと気をつけてみてくださいね!



今からでも間に合いますので。