今現在、学ばせて頂いている
佐伯あこさん主催の人生謳歌塾。
仲間のリアルな経験をシェアしていただく
機会が多いのですが、
今日かなこさんのお話を聞いて
自分の過去と重ね、思い返していました。
「起業」をしたいとぼんやりとでも
考えていたときに、
最大の難関だったこと。
それは
会社を辞める
正社員を手放す
こと。
起業という働き方があることを知ったのは
2010年ごろ。
キラキラ起業女子ブームで、
いいな～会社辞めたいな～と指をくわえてみていました。
それから私が正社員を手放し
退職したのは2018年。
私の場合は起業しようと思ったわけでもなく
やりたいことがあったわけでもなく
ただただ体調不良がきっかけでした。
入社してから辞めるまで、
ずっと体調が良くなかった。
とくに長男を出産して
辞めるまでの３年間は地獄でした。（今思うと
）
入社して８年目、一度
もう辞めよう！！と決めて
次の日に上司に伝えました。
でも
後悔のような不安のような
ほんとにいいのか？大丈夫なのか？
と心はざわついていました。
それを感じ取ってか、
少しして上司から
パート勤務に変えないか？
毎日でなくていいから。
と打診され、
辞めると決めたものの
揺れに揺れていた私の心はあっさり傾き、
ＯＫを出していました。
そこから週3日、1日6時間のパートに転向。
少し体調が良くなった気がしたのですが、
やっぱり改善とまではいかず。
きっかけは忘れたけど
もう辞めよう、
うん、もう辞めよう。
最初に辞めるって決めたときは
勢い！！！って感じでしたが
２回目はしみじみ。
もう無理だって思った記憶があります。
決断、決めた、決心であってほしいですが
しみじみと思ったのは
身体の全細胞からの訴えだったかもしれません。
辞めるってしみじみと決めたときに
最初にでてきた感情は、
「こんなになるまで
気付かなくてごめんね」
という自分への気持ちでした。
それくらい
自分をないがしろにし、
ありとあらゆることに蓋をし
ただ毎日をやり過ごしていた。
今振り返るとぞっとします。
なんでそんな毎日を送っていたのか。
正社員を手放すという不安。
もう少し頑張ったら良くなるかもしれないという幻想。
とことん自分自身から逃げていた。
これに尽きます。
よく、スペースを空けたら入ってくる
って言いますよね。
結論、入ってきました。
私の場合は、
体調が劇的に良くなった。
ほんとにただただ仕事のストレスと
環境のストレスと
1人で抱え込み過ぎてたことが原因でした。
ずっと叶わないと思っていたけど
願っていた、地元に帰ること。
旦那さんが転職する決断をしてくれて
これも叶いました。
次男を妊娠することが出来ました。
こんなに大きなことが
入ってきた。
あのまま会社にいたら。
自分を偽り、やり過ごすことを続けていたら。
もちろん今の生活はありません。
こうやって振り返ることもなかったと思います。
手放したら入ってきます。
手放すこと、迷うことがあったら
今を見つめ直してみてください。
今とは、
あなたのまわりにあるもの。人。
家族。友人。
私の場合は旦那さんです。
育休復帰後からずっと不仲で
（私の中では）離婚を考えていました。
でも体調が悪い、仕事を辞めたい、
地元に帰りたいと本心を伝えました。
半年後、仕事を辞める決断をしてくれて
私の地元に一緒に帰ってくれて
新しい仕事を見つけ、
日々頑張ってくれています。
旦那さんのおかげで今の私があります。
本当に感謝しかありません。
ずっと旦那さんに支えてもらっていたけど
日常では気づかず、もちろん渦中は
自分のことしか見てない被害妄想な頭なので
全く気付いていませんでした。
こうやって視点が変わったこと
変えてもらったことも感謝しています。
自分だけが苦しい、
私の人生ほんとクソやと思っていた私が
「感謝」する心を取り戻せたことも
手放したから、と断言できます。
今を見つめ直してみてください。
ここに答えがあります。
最後までお読みくださりありがとうございました！