ちょこっとネタバレ入りますのでご容赦ください。
私をスキーに連れてって

ヒロインは原田知世

バーン!
ストーリーは、TOYOTAカローラGPに乗った奥手な主人公がスキー第一主義を宗旨替えして女にうつつを抜かす話(スキー場での夜は、板にワックスかけ酒飲んでさっさと寝る!)。ヒロインに会うために突然アポなしで志賀高原から万座まで車を走らせ会いにいく。何故か彼女も宴会を抜け出し志賀に向かおうと車を出したところで迷わず再会。ギャラリーもいない中、タイミング良く始まる花火はご都合主義的展開ながら、これが恋愛映画だと。ヒロインが可愛いなら許されるのです、たぶん。
今となっては少しイタイ感のある布施博の演技と、沖田浩之のキャラですが、きっとそんな時代だったんですっ。いまスキー場でムカデとかやってるひとって、見ないよね?
ユーミンの歌はハマってます。
続いて、
銀色のシーズン

この映画は、まず
映像が凄い良いです。
山の景色って最高です。





こういったひと、います(笑)

PONTOONが出てました。最初に観た時はまったく気づかなかったけど、端々に顔がニヤける小技が効いてる映画です。

銀色のシーズンは心に傷をもつ登場人物たちのそれぞれの成長物語。主人公が止まった時間を動かすためにしくじったのと同じ技にチャレンジする。このシーン、何とも良いです。
『下ばかり向いてちゃ、ダメだ』
全体に明るい映画なので見ると元気が出てきます。スキーしたことがない人も、きっと楽しめると思います。

プランBとかさりげない笑いもとってきます。賭けレースで入る技の数々、これを見るだけでも損はしないと思います。
あと、雪山の何でも屋である主人公がヒロインにスキーを教えるその料金。スキーのレッスンの料金相場を知らないと単に高いとかボッタクリとか思われていそうです。もちろん主人公はカモ客を相手にふっかけているのではありますが、実際のところワールドカップ選手にプライベートレッスンを1日2万でしてもらうって、破格の値段だと思います。普通にスキースクールのプライベートレッスン1日頼むより安いです。主人公の気まぐれで穴に落とされると料金あがるシステムみたいですが(笑)
ヒロインは中々、滑れるようになりませんでしたが、、、普通は半日も練習すれば滑れるようになります。午後からはリフトで上にもあがれるでしょう。映画では、主人公があまりに上達しないヒロインにじれて、メンタル面から鍛えようとして(主人公 談)、ボロカスに言って泣かせてしまいます。
『こんなに物覚えの悪い奴は初めてだ。三歳児以下どころかお前は人間のクズだ。クズの花嫁だ!』
・・・酷い(笑)
詳細は映画で♪
もっとスキーの映画が出てくると良いのにね。
とはいえ、
ブームになって混むのもなぁ。。。
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こんなジレンマあります(笑)
そうそう!この2本の他にもアルプスの若大将をお時間がある時にどうぞ。「苗場国際スキー場」と呼ばれていた頃の苗場スキー場が舞台になってます。
~ lumevangis ~