王子様と乙女 | *** 川治伴江 ***

*** 川治伴江 ***

JESCA日本イレイサースタンプ協会公認講師
こどものかおグローバルStamp'nマイスター協会スタンプマイスター
ヒノデワシはんけしくんインストラクター
川治伴江のブログです。

なんとなく。

きょうは、幼馴染のケンちゃんの話。



ケンちゃんは、幼稚園から高校生になるまで

ずっと好きだった子。

幼稚園・小学校は同じクラスでした。

中学に入った頃、違うクラスになってしまったけれどね。



ケンちゃんは、お母さんがいない子で

お父さんとおばあちゃんに、育てられました。

なんとなく、いつも寂しそうな

クールと言うか。。。



ケンちゃんは、女の子にすごく人気があって

そうだな・・・近藤真彦みたいに人気があったw

女の子の間では、だんとつ1位の人気だったかもね。

けっして彼女をつくらなくて

野球一筋で、小学校でも中学校でも野球部のキャプテン。

そんでもって、小学校でも中学校でも生徒会長。

高校でも、野球部のキャプテンをしていて生徒会長もしてたらしい。

人気ものはすごぃね。

中学にはいると、男の子は坊主頭にしなきゃいけなかったんだけど

けんちゃんは、坊主頭にしても、やっぱりカッコよかった♪



そんなケンちゃんとは、話をするのも

目が合うのも、ドキドキで

隣りに来た。

喋った。

体が触れた。

ってだけで、ドキドキ。

1日がハッピーな気分だった。



そうね、白馬に乗った王子様みたいな感じ。

私の気持ちは、ケンちゃん知ってたけど

ケンちゃん自身、その当時は女の子に興味がなかったみたい。

私も「付き合って」とも言わなかったし。

毎年、バレンタインデーにチョコを渡して

野球の大会の時には、差し入れして

でも、それは、ケンちゃんに何かを求めてるんじゃなくて

私の気持ちを渡したかっただけ。

「がんばってね」「だいすき」って。

ホワイトデーに、マシュマロをもらったときは

すごく嬉しくて、そのマシュマロしばらく食べられなかったょ。



中学を卒業して、ケンちゃんは野球の有名な高校に進学。

私は、デザインを専門に受けられる高校に。

さようならは、悲しかった。



でも、社会人になってから、同じような仕事についていることがわかって。

それも、ライバルの会社。びっくりょ・・・あれは。

なぜ、わかったのかと言うと、私のお客さんとケンちゃんのお客さんがダブルブッキング。

で、クレーム解決のために、10年ぶりに再開することに。

さすがの私も、今では「白馬の王子様」だなんて全然思ってなくて

ケンちゃんのことは、ふつうの「兄サンw」としか思ってなぃ。



いろんな話をしていくうちに、子供の頃の話になって

ケンちゃんは私のことを、ず~~っと「乙女」だと思ってた。

すごく、笑えたwwww

私のイメージって、「乙女」なんだwwww

ケンちゃんに、「白馬の王子様」だったって、言ったら

「もっと、言って!」って喜んでたし・・・笑うwww

実はぜんぜん、「王子様」でもないし、「乙女」でもなぃ。




今ではあの、キュンとくるような想いはとっくに消えてます(笑)

大人になるのって、イヤ~ねぇw



わたしは、体を壊してその仕事をやめちゃったけど

ケンちゃんは、今もその仕事をつづけてて、頑張ってます。



時々、わたしの心配をしてくれたりする。

やさしい幼馴染だw


ちょっと、想い出話でした(笑)




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