きょうは、幼馴染のケンちゃんの話。
ケンちゃんは、幼稚園から高校生になるまで
ずっと好きだった子。
幼稚園・小学校は同じクラスでした。
中学に入った頃、違うクラスになってしまったけれどね。
ケンちゃんは、お母さんがいない子で
お父さんとおばあちゃんに、育てられました。
なんとなく、いつも寂しそうな
クールと言うか。。。
ケンちゃんは、女の子にすごく人気があって
そうだな・・・近藤真彦みたいに人気があったw
女の子の間では、だんとつ1位の人気だったかもね。
けっして彼女をつくらなくて
野球一筋で、小学校でも中学校でも野球部のキャプテン。
そんでもって、小学校でも中学校でも生徒会長。
高校でも、野球部のキャプテンをしていて生徒会長もしてたらしい。
人気ものはすごぃね。
中学にはいると、男の子は坊主頭にしなきゃいけなかったんだけど
けんちゃんは、坊主頭にしても、やっぱりカッコよかった♪
そんなケンちゃんとは、話をするのも
目が合うのも、ドキドキで
隣りに来た。
喋った。
体が触れた。
ってだけで、ドキドキ。
1日がハッピーな気分だった。
そうね、白馬に乗った王子様みたいな感じ。
私の気持ちは、ケンちゃん知ってたけど
ケンちゃん自身、その当時は女の子に興味がなかったみたい。
私も「付き合って」とも言わなかったし。
毎年、バレンタインデーにチョコを渡して
野球の大会の時には、差し入れして
でも、それは、ケンちゃんに何かを求めてるんじゃなくて
私の気持ちを渡したかっただけ。
「がんばってね」「だいすき」って。
ホワイトデーに、マシュマロをもらったときは
すごく嬉しくて、そのマシュマロしばらく食べられなかったょ。
中学を卒業して、ケンちゃんは野球の有名な高校に進学。
私は、デザインを専門に受けられる高校に。
さようならは、悲しかった。
でも、社会人になってから、同じような仕事についていることがわかって。
それも、ライバルの会社。びっくりょ・・・あれは。
なぜ、わかったのかと言うと、私のお客さんとケンちゃんのお客さんがダブルブッキング。
で、クレーム解決のために、10年ぶりに再開することに。
さすがの私も、今では「白馬の王子様」だなんて全然思ってなくて
ケンちゃんのことは、ふつうの「兄サンw」としか思ってなぃ。
いろんな話をしていくうちに、子供の頃の話になって
ケンちゃんは私のことを、ず~~っと「乙女」だと思ってた。
すごく、笑えたwwww
私のイメージって、「乙女」なんだwwww
ケンちゃんに、「白馬の王子様」だったって、言ったら
「もっと、言って!」って喜んでたし・・・笑うwww
実はぜんぜん、「王子様」でもないし、「乙女」でもなぃ。
今ではあの、キュンとくるような想いはとっくに消えてます(笑)
大人になるのって、イヤ~ねぇw
わたしは、体を壊してその仕事をやめちゃったけど
ケンちゃんは、今もその仕事をつづけてて、頑張ってます。
時々、わたしの心配をしてくれたりする。
やさしい幼馴染だw
ちょっと、想い出話でした(笑)
