きみの眠る横顔に触れる

実感を確かめるように触れる

温かさと切なさが溢れてくる

今はまだ毎日こうして

近くに感じることはできないから

どうかこれが最後じゃないように

なんて願ったり


約束された明日なんて存在しない

だから一つずつ今日を積み重ねて・・・

でもまずは、“おやすみ”


きみが目覚めたらあたしはいないけど

またすぐに会いに行くから

微笑むきみの返事に未来を貰ったと信じて

旅立つ前に抱き締めよう